まだ記憶に新しい前作のborder:3から僅か2ヶ月足らずでの公開となった『border:4 Ghost Stands Alone』。まあ早く観れるに越したことは無いんですけども、一応ARISEの完結編でもあるからもうちょっとドッシリ構えて作っても良いのでは?・・なんて言う懸念は鑑賞後に払拭。スタイリッシュなアクション、テンポの良い会話劇、そして複雑なストーリー(笑)。1時間の中に『攻殻らしさ』が凝縮されていて、最後もやはり面白かったですね。
 
border:1~3で起こった事件の裏で暗躍し、素子たちも長い期間追い続けている電脳ウィルス『ファイア・スターター』の行方とその謎に迫って行くのが大まかなとこですが、正直言うと予想してたのとは大分ズれた結末でもありました。個人的には501機関のクルツが腹の底をあまり見せず凄く怪しくて、それは素子の後任とかいうエマも同様だったけど、フタを開いたら対立側のホズミが諸悪の根源だったというね。ちょっと考えれば分かったかも?^^;
・・・とは言ってもなんだか妙にスッキリしない所もあり、結局ファイア・スターターを作ったであろう張本人(?)らしき人物は不明で、ホズミらを狙ったロケット弾も報復者によるものなのかはたまた別の誰かなのかといった感じで、真実は正に闇の中。まあこういう明確な答えを示さず、観た人それぞれに想像を膨らませる見せ方も攻殻らしいと言えばらしいのかもしれませんけど・・。

『らしい』と言えば今回の9課メンバーですが、前3作までは事件と平行した素子のメンバー集めに徹していましたけども、本作では正真正銘の9課メンバー全員集合となり、素子を中心に部隊としてちゃんと機能してるのが良かったですね。冒頭から皆イイチームプレーを見せてましたし、サイトーさんも今回は面目躍如とばかりに狙い撃ちしまくりでカッコ良かったw時折のユーモアとして、ロジコマの『落としちゃいました~』とかバトーが素子に返り討ちにされる件も思わずププッとなってしまいましたねぇ。
あと公式の舞台挨拶の方を拝見した所、border:4は旧作へのオマージュともなってるようで、そう言われてみると確かに・・と思うシーンが見受けられた気がする。素子の名セリフである『そう囁くのよ、私のゴーストが』とか終盤の機動兵器のハッチを強引にこじ開けるシーンとかもなんかソックリ。違和感感じた部分は結構あったので、おそらくもう幾つかあるんでしょう。一回観ただけでは分からない見所が今回はたくさんあるのかもしれませんね。


とまあ足掛けだいたい1年ちょいかな。同じダウンロード配信鑑賞だったガンダムユニコーンは3年以上掛かってるし、コードギアスもまだ長期化しそうだから、そういうのと比べればARISEは随分早く終わっちゃった印象があり、個人的にはもう少し掛かるんじゃないかと思ってました。ただ消化不良と言った感じは無くて、公安9課設立のお話をこういった形で補完出来た事は結果的には良かったしなんだかんで面白かった♪アナザーでもやはり攻殻は見応えがありましたねっ♪

・・さて、そして次は2015年公開予定とされている攻殻機動隊の新劇場版。エヴァのようにリブートさせるんでしょうかねぇ?ARISEの延長なのかそれともまた新しい物語なのか。なんにせよ、楽しみはまだまだ続きそうです^^
ARISE4部作、面白かった。
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攻殻機動隊のARISEシリーズ最終話です。 前作が素子の真剣な恋愛編だとしたら、今回は公安9課の素子誕生編です。 電脳ウィルス事件の謎の解明と有無を言わせない展開に、1時間があっという間に過ぎ去りました~

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旧作へのオマージュ

こんにちは♪
4部作が公開される前はキャラクターデザインとか声優陣交代とか…
いろいろ不安がありましたが
蓋を開けてみれば世界観を損なうことなく
面白い作品になっていましたね!

border:4は旧作へのオマージュ…というのは
なるほど!と思いました。

「暴走の証明」を彷彿させるシーンは
映画を観ながら私も感じてたところです。

「暴走の証明」って内容を知っているのに
何回観ても最期は泣いちゃうんですよ。。。

こんにちは~

旅にでていたので初日は逃してしまいました。
でも入場特典の冊子はちゃんともらえて良かったです♪

なんか今回は黒幕が大きすぎてわからず終い。本当に結成までで終わっちゃいましたね。
S.A.C.も2nd.GIGでは結局闇に葬られてしまうラストだったけれど、一応決着はあったわけで、本当に望んでいるのは神山新作だけど、これはこれでしっかり終わらせてほしいなって思ってます。
なので、勝手に劇場版は続きだと思ってしまってます。。。

とはいえ、最終話にして見応えが増しましたね。急激に小難しくなったし。
4話を連続でじっくり見るとまた違ってくるのかなぁ~

愛着

>テクテクさん♪

ARISEとの付き合いは1年ちょいではありますが、やはり観続けて行くと愛着も沸いてくるもので、ヤング素子もだらしないサイトーさんも次第に受け入れ易くなって行きましたねw今となってはもっと観たいとさえ思っています^^

>暴走の証明

そうそう、終盤のシーンはホント『暴走の証明』に似てましたよね。というかモロパクリのような気も・・(汗
多脚戦車の足を粘着バズーカで止める所とかハッチを開けるとこなどがリスペクトポイントですね。ちょっと哀愁の漂う終わり方も似てたかもしれません。

>たいむさん♪

今日北海道地方は特別警報も出てたほどの大雨だったのでかなり心配していたのですが、たいむさんの住んでる地域はどうやら何事もなかったようですね。安心しました^^

さてARISEですけど、・・まあ結末の方はちょっと魚の骨が喉につかえたままのような釈然としない終わり方ではありましたが、9課設立の背景をじっくりしっかりと描いてる点では見応えありましたよね(素子の色恋沙汰とかも見れましたしw)。
でも完結して間髪入れずの劇場版発表ですから、もしかしたらこちらでスッキリさせる意図があるのでは?とも勘ぐってしまいます。・・とはいえまた監督コロコロ変わっちゃうのもあれなので、やっぱり自分も本格的な劇場版ならば神山監督にやって欲しいですねぇ♪

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