【監督】ヨアヒム・ローニング/エスペン・サンドベリ
【出演】ポール・スヴェーレ・ヴァルハイム・ハーゲン/アンドレス・バースモ・クリスティアンセン/トビアス・ザンテルマン/グスタフ・スカルスガルド
【公開日】2013年 6月29日
【製作】イギリス、ノルウェー、デンマーク、ドイツ

【ストーリー】
南太平洋のポリネシア諸島は大陸から遠く位置するにもかかわらず、古くから住人がいる。彼らの起源についてある仮説を立てた人物がいた。南米のインカ文明とポリネシア文明との相似点が多いことから、ポリネシア人の祖先は南米から海を渡って渡来した古代南米人なのではないか。1947年、提唱者であるノルウェーの若き学者トール・ヘイエルダーはこの仮説を証明するため、ある挑戦を決意。それは古代でも入手が容易な材料のみで筏を作り、現代的な装備は無線機のみで、ペルーからポリネシアへ向かう航海に挑戦するというものだった・・・。
 
【コメント】
こういう海洋アドベンチャーモノで最近観たのだと『ライフ・オブ・パイ』くらいですが、こちらの作品もトラと一緒に苦楽を共にするくらいのデンジャラスな冒険譚で何とも凄いものだった。実話でもあるらしいので、好物ジャンルも相まって自分はなかなかに面白く観る事が出来たといった所ですね♪

・・とは言っても実はこのコン・ティキ号とそのクルーらによる100日以上の壮絶な航海というのは本作を観て初めて知ったのですが、その挑戦内容はもう聞くだけで不可能と思えるほどのものですね^^;船が無い大昔の時代にペルー人がイカダでポリネシアに渡ったと言う自説を証明するため、同じ条件で8000kmもの大航海に出るというこの無謀な試みっ。イカダだから当然エンジンみたいなものは無いですし、進路変更等もほぼ風と海流に身を任せるといったもので、当然自分も最初は絶望感だけしか抱かなかった(主人公のトールは泳げないしw)。航海も順調に見えたのは最初くらいなもので、その後は嵐に見舞われればサメの大群にも遭遇し、外界との唯一の交信手段である無線機も壊れてしまう始末。そんなトラブルが多発すれば必然的にトールをはじめ仲間達の精神もどんどん磨り減っていざこざも起きたりと、正に苦難苦境の連続でどんどん過酷なサバイバルとなって行きます。
でもこうしたピンチな場面が結構続くためか、個人的にはコレが『飽きる』といった気持ちを誘発せず、適度な見応えもあって良かったんじゃないかな~と思った次第。それに要所要所では映像美やCGの凄さもちゃんと堪能出来ましたし、特にサメを手掴みでふん捕まえて仕留めるシーンなんて一体どうやったんだろう?と目を疑ってしまうくらいにリアルだった。サメの質感も本物っぽかったから、ここら辺もなんだか『ライフ・オブ・パイ』のトラに負けてない部分がありましたねw


航海の結末を知らなかった分どこか新鮮な気持ちでも観れましたし、過酷な状況だから仲間も何人脱落してしまうのだろうという不安や恐怖も手伝って思いの他ドキドキしながら観れた本作。アンビリーバボーな実話もあったものだと改めて驚いたと同時に、自分の信念を貫き通す男の物語としても見応えがあったと思いますね。
・・ただまあ、あの最後の手紙だけはキッついな~(TдT)偉業を成し遂げて万々歳と思った矢先に衝撃の内容だったからあれにはトールも凹みますね。もし航海中にうっかり開封でもしちゃってたら、それこそ心が折れてたかもしれません・・(汗

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