【監督】オスカル・ロホ
【出演】マリオ・デ・ラ・ロサ/パコ・マンザネド/フェルナンド・アルビス/マルタ・フリッヒ/サラ・ゴメス/エリサ・マティージャ
【公開日】未公開
【レンタル日】2014年 4月2日
【製作】スペイン

【ストーリー】
一流の料理評論家マルコスは、出版社から招待客だけが参加できる“秘密のレストラン”について調査し、本を執筆してほしいと依頼を受ける。マルコスは最初に訪れた“世界の珍味”の会食で、エバという美しい女性に出会う。エバに誘われ一夜を共にしたマルコスは、彼女と親密になっていく。エバの紹介で参加した2回目の会食は、日本式の猛毒フグ料理。そこで知り合いの女性記者カルラに遭遇する。 彼女は人食いを行っている可能性のあるレストランを追っていると言い、詳しい事はエバに聞くよう促すが・・・。
 
【コメント】
おげ~っ、やっぱり想像してた通り少しヤバイ内容でしたコレ--;こういう類の作品は正直苦手なのですが、怖いもの見たさ臭いもの嗅ぎたさな性分が沸いてしまい、本作の主人公同様好奇心で挑んだら案の定かなり精神的にキてしまった・・(汗)冒頭から結構衝撃もありますのでかなり疲れてしまいましたね。

まあこういうストレートなタイトルでもありますので、舞台となる問題のレストランにその禁忌の食材が出て来て狂った美食家達がそれを食すという非常ぉ~・・にモラルを疑うシーンばかりが出て来ますし、当然自分もそれらを観てて胸糞が悪くなってきました。・・ただ個人的にちょっと意外に思えたのは、本作はそれほど残酷な描写が無かったということ。食材になる過程としてスプラッター映画ばりに人間の惨たらしい解体シーンを見せられるんだろうな~?と自分も覚悟して臨んだのですが、フタを開けてみればそれほどダイレクトに掻っ捌かれるシーンとかは殆ど無いんですよねぇ。せいぜい映るのは下処理みたいな感じで、見るからに頭のイカれた解体作業者みたいな男が男女の体毛を丁寧に剃ったり、殺すにしても喉元にナイフを一突きにして一瞬で血抜きをしたりと、殺人というよりは本当に料理をするような手際の良さです^^;

じゃあコレって怖くないのでは・・?と言うと実は案外そうでもなくて、個人的にはストーリーの進行そのものがなんかゾゾッとする怖さと緊張感を描いていた感じもしたんですよねぇ?本作は後半辺りまで主人公のマルコスが人肉を提供するレストランに辿り着くまでの行程と、その人肉の食材となってしまう被害者側の視点が同人進行となっており、マルコスの方はどんどんと後戻りが出来なくなっていくような怖さ、そして被害者の方は誘拐され食材となってしまう悲惨な末路までのシーンを、断続的且つ長く見せられるのでこっちもまたジワジワと来る怖さと緊張感がある。また途中で被害者の一人が隙を付いて脱出をするんですけども、助けを求めた通りすがりの車の運転手が実はレストランのオーナーというどっかのホラー映画で観たような展開も出てくるので、胸糞悪い作品だけどさりげなく『お約束』みたいなのは心得てるな~なんて事も思っちゃいました^^;


とまあ、ショッキングな場面もありましたしオススメもあまり出来ない問題作品ではありますけど、救いだったのはスプラッターが抑え目だった事やあと勧善懲悪が成されたって所かな?スペインの作品なのにやたら日本料理にこだわるなぁと不思議に思いましたが、実は最後にレストランのオーナーや狂った美食家たちを一網打尽にする伏線でもあってちょっと納得。マルコスもモラルを捨てていなかったのもどこかホッとして良かったですね(犠牲が必要だったけど)。

・・・でもオチを観る限りだとマルコスのその後が滅茶苦茶心配です(汗
豪華に、厳かに― 限られた招待客だけが集う、秘密のレストラン。食されるのは究極のグルメ―“人肉"。贖罪と狂気の物語からあなたは逃れられるのか!? 冒頭から、母親の死体を食べていた少年という話。OPとEDクレジットもなんか素敵、好みです。繊維にそった筋肉ですかね。さすがスペイン、センスあるー。 招待客だけが参加できる「秘密のレストラン」について調査して欲しいと頼まれた主人公が、そ...

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こんにちは

凄い気に入っちゃいましたこれ
オープニングとエンディングの画像も素晴らしくて、さすがスペインわかってるな~という感じ★
私はオゲーッとはならなかったけど、実際にあの場(競り落とすシーン)にいたら、おへーっとなったかも

最後のリベンジは痛快で、長い前フリだったフグ毒の京劇みたいなのが、ここで効いてくるのかとビックリ。かばんをおいてきたとこでカメラでも仕込んでるのか?とか思ってたので、その上を行く展開でとても宜しかったと思います

どこか美しい

>makiさん♪

確かに作品がスペインだからでしょうか、こういうおどましいものでもどこか気品と言うか美しさがあり、アートみたいなオープニングからもそのセンスが理解できます。たぶんこれがアメリカとかだったら解体シーンとかもダイレクトに描写して、皆で食事をするシーンもかなり下品だったのでは?とも思ってしまいます^^;(汗

最後の『FUGU』もなるほどと唸ってしまいましたねwあのカバンを忘れる場面で随分「溜め」がありましたから、マルコスが何かしてると自分も考えてましたが・・・まあ狂った人達を静かに抹殺するにはあれしか無かったかもしれませんね(汗

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