【監督】柴崎貴行
【出演】佐野岳/井上正大/半田健人/桐山漣/白石隼也/村上幸平/小林豊/高杉真宙/久保田悠来/藤岡弘/速水亮/菅田俊/板尾創路/他
【公開日】2014年 3月29日
【製作】日本

【ストーリー】
地球の内側にもうひとつの世界があることを知った葛葉紘汰-仮面ライダー鎧武は調査に向かい、そこでバダン帝国の怪人たちと本郷猛という男に出会う。本郷は仮面ライダー1号に変身し怪人を倒すが、鎧武に向かって「お前を仮面ライダーとして認めない」と言い放つ・・・。
 
【コメント】
夏の劇場版、冬のMOVIE大戦に次ぐ春の特撮作品としての地位を築きつつあるスーパーヒーロー大戦シリーズも早いもので3作目ですね。その特徴は何といっても仮面ライダーだけではなく、戦隊シリーズや去年の宇宙刑事ギャバンのように他作品の垣根を越えた夢のコラボレーションを展開するのが楽しみの1つ・・・・だと思ってたのですが、最新作の本作は『仮面ライダー大戦』とあるように仮面ライダー中心の内容のようになってしまっており、去年キカイダーとのコラボあるか?なんて思い込んでいた自分にとっては正直ちょっと残念でもあったりで・・(汗)ただつまらなくは無かったですねコレはっ♪

個人的にスーパーヒーロー大戦はゴチャゴチャしてる全員集合のアクションよりもその中だけでしか見られないような組み合わせのキャラクター達が織り成すドラマ部分に見応えを感じたりしてまして、それは本作に関しましてもあんまり損なわれていなかったかなぁと観てて思いましたね。このライダー大戦の醍醐味としては昭和ライダーと平成ライダーが真っ二つに分かれて対立するという部分も然る事ながら、出演者も昭和側から藤岡弘(1号)さん、速水亮(X)さん、菅田俊(ZX)さん、そして平成側も半田健人(555)に桐山漣(W)と懐かしの顔ぶれが揃っていて、そのかつてのヒーロー達が様々な思惑を抱えてストーリーに絡んでいく行程が自分には面白かった。とりわけファイズの乾巧に関しては今回他の誰よりもスポットが当てられていたように見えてしまい、鎧武の鉱太などもなんだか少々薄い存在に見えてしまったほど^^;

そいえば確かファイズの世界観は『オルフェノク』という怪人になってしまった人間が辿る末路なんかもあってか、人物の悲劇性や犠牲などといった部分もかなり多く描かれていたような印象があるんですけども、劇中で再現されていた仮面ライダーカイザこと草加雅人の殉職シーンもその1つですね。まあ忠実かどうかはもう記憶が曖昧で細部まで覚えてはいないんですが、それでも無念な死に様だったのだけは覚えてる・・と言うか思い出した(苦笑)。草加は本作で死者となって再登場するもあの捻くれた性格は健在だったし、巧も草加に言われた最後の言葉がアレじゃそりゃ自責の念にも駆られちゃいますよねぇ^^;仮面ライダーフィフティーンに変身する葵蓮なども死んでしまった息子に未練を残していましたし、本作はそういった過去に囚われた人達が未練や後悔を乗り越えて前に進む強さを持つ事にフォーカスを当てていた風だったのも印象的だったかなと思いました。


けど本作でちょっと残念だったのはやはり戦隊側の扱いかなぁ。なんだかオマケみたいな感じにしか見えなくて前2作と比べると凄い違いです(汗)。本作は本作で楽しかったけど、出来れば次回作はまた戦隊側も密に絡んだ内容にして欲しい所っ。
あと本作は平成ライダーと昭和ライダーの勝敗が事前のファン投票で決定する事も話題を呼んでいましたが、アレはなんと言うかこう・・予想してたのとは違ってたかもしれない。仮面ライダーの強さに『線引き』はあまり必要無い・・とは思いつつもどこか本当に実力的なもので勝敗を決するのか?なんて期待感もあったと言えばあったので、自己申告の決着はいささか肩透かしも食らってしまったのでしたw
一昨年は「仮面ライダー」と「スーパー戦隊」、昨年は「仮面ライダー」「スーパー戦隊」に「宇宙刑事」を交えたコラボレーションでしたが、今回は「仮面ライダー」を「昭和」と「平成」に分けての変則的なコラボレーション作品になりました。とはいっても「スーパー戦隊」ともジョイントしてますが。お話は葛葉紘太=仮面ライダー鎧武と高司舞が地球の裏側にあるもう一つの世界にさまよい込み、そこでシュウと名乗る記憶をな...
春の「仮面ライダー」シリーズの映画はもう何でもありとなっているので、少々のことで
週遅れを打開するため、2週まとめての感想です。…って書いてみたら、えれえ長くなっちゃったよ。しかもこれ書くの時間かかってしまって、実質3週遅れの内容だし。 【東京レイ ...
気がつけばいわゆる「平成ライダー」ももう15作目。そしてその前に活躍していた仮面
☆・・・正式名称は『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』。  ・・・最近、「映画を見たいと思わない」病、「眠い眠い」病に掛かっているミッドナイト・蘭であるが、アニメや子供向きの作品ならば、多少は触手が伸びる。  頑張って映画館...

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こんばんは

メビウスさん、こんばんは!

「555」の草加はシリーズの中でも屈指のひねくれキャラだったので、そのクセの強さが健在であったのは嬉しい(?)とこでした。
乾巧もオリジナルのキャラクターそのままで懐かしいところでした。
うまく「555」のテーマを本作に絡めているなと思いました。
そのせいか鎧武は印象薄いところがありましたね。
春のこの枠では昔のライダーも準主役くらいでこれからも取り上げてくれるといいなと思いました。

うまく絡めてますね

>はらやんさん♪

今回のライダー大戦はホント555の世界観に合わせた内容のように思えましたね。そしてそこにライダーXの神さんもアドバイザーとして絡んだりと、組み合わせも面白かったと思います。
鎧武は・・今回の場合だと、一応一番最新のライダーだから平成側の音頭取りという立場だけだったような気がしますね^^;ただそれを言ったら昭和の藤岡さんも同じ感じなのですが・・(汗

No title

神敬介と乾巧の絡みは面白かったですが、今回のテーマは死者と残された者の想いなので、敬介には
「オレも親父が俺を助けて死んだ時はつらかった。 だか、メソメソしていも、親父は喜びはしない! だから親父の分まで誰かの命を救いたいと思ったんだ」
みたいな感じの説教をしてほしかったですね
大切な人間を失ってるのは昭和ライダーも同じですし
むしろ初期設定の段階で家族や親友を亡くしてるのが基本なくらいですからね

少し疑問なのは、士の旅の理由がいつの間にが「死に場所を探す」になっていた事と鳴滝の立ち位置がさっぱりわからないこと。
ってか、鳴滝はもう「おのれディケイド!」が言えればそれでいいのかなw
ラストも、ただのライダーの追っかけになってたしw

鳴滝さんのお約束

>名無しさん♪

昭和ライダーの方も悲しい過去を背負った主人公が多い気がしますよね。・・と言うかもしかしたら殆どかも?^^;
自分はライダーXは小さい頃に再放送みたいなのを見たきりなので神さんの過去こそもう覚えていませんが、彼もまた壮絶な過去をあるのですね。確かに劇中でも経験者は語る的な演出があれば説得力があったかも?

そいえば士はいつの間にか旅の目的がちょっとネガティブな方向になっちゃってますね(笑)色々な世界を行き過ぎて疲れちゃったんでしょうか?それに鳴滝さんに関しても結局また何者なのだろうという部分が分からなかったし・・・。けどここまで来るともうどうでもいいかもしれませんねぇ。ホント「おのれディケイド!!」が聞ければ充分ですw

No title

メビウスさんと評価ポイントが一緒なのがうれしいです。やっぱり長年平成ライダーを観ている者としては今回の555のひいきっぷりは感慨深いものがありましたね。カイザ草加も本当にそのまんまでしたし
一方でブラックとブラックRXが相変わらず同時に出てきたり(^_^; まあ数合わせのために仕方ないんでしょうけどね…
昭和勢ではハリウッド作品にも出てらっしゃるのに恥ずかしい衣装で熱演しておられた菅田俊さんに拍手を送りたいです。当たり前ですがもう『仮面ライダーSPRITS』と全然ルックスが違うw

555ファン歓喜ですね

>SGAさん♪

555は自分も平成ライダーの中では上位に入る作品なので、主人公の巧がストーリーに深く関わったり、草加も死者だけどちゃんと出番があった事はファンとしては嬉しかったですね。それにディケイドを除けば、過去の平成ライダーがここまでガッツリ絡むのも珍しかったですね。次は意表を突いて響鬼の細川さんが出ないものかなー?とか思っちゃったりです^^;

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