【監督】堤幸彦
【出演】仲間由紀恵/阿部寛/生瀬勝久/野際陽子/東山紀之/北村一輝/水原希子/中村育二/石丸謙二郎/池田鉄洋/吉田鋼太郎
【公開日】2014年 1月11日
【製作】日本

【ストーリー】
ある日、自称・天才物理学者の上田次郎のもとに、村上商事の加賀美慎一と名乗る男が訪ねてくる。海外の秘境で有望なレアアースの採掘権を獲得したが、その地域に住む部族が立ち退きに応じないために力を貸して欲しいとの依頼であった。彼らが信奉する呪術師が「聖なる土地を他の者に渡すわけにはいかない」と言っており、呪術師が持つ不思議な力で未来を予知したり人を呪い殺したりする“トリック”を見破ることができれば、部族を立ち退かせることができるのだという。研究資金の提供を持ちかけられた上田は、早速自称・超売れっ子天才美人マジシャンの山田奈緒子に、恐ろしい呪術師との対決のことは伏せ、タダで海外に行ける仕事があることをほのめかす・・・。
 
【コメント】
日本のテレビドラマ等は今じゃ殆ど見なくなってしまったものの、トリックだけは14年前に放映された1作目から全シリーズちゃんと見てるくらい自分も好きになったドラマ作品の1つですね^^。と言っても当時はそのストーリー諸々が凄く面白かったわけじゃなくて、実はいの一番に興味を惹かれたのは鬼束ちひろの歌う主題歌『月光』があまりに幻想的だったためであって、本編の面白さとかは後からジワジワ~と言った感じだったよーな・・?
だから今回シリーズとしては最後というトコよりも、個人的にはまた『月光』が聴けるというトコの方が楽しみで観賞の食指が動いた・・というのが正直なトコだったかもしれません(汗

しかし最後の物語とは言っても、観る限りではやってる事の大部分はいつものトリックって感じで相変わらずゆる~い展開ではあるんですが、それでも随所の『お約束』などにやはりニヤけてしまうのがトリックオリティですねぇ。冒頭で上田に調査依頼が来て、奈緒子は興行を終えた後オンボロアパートで大家とバトル。やっとこさ部屋に戻った途端上田がいるか、または電話で呼び出されて案の定巻き込まれるという運びは本作でも健在で、シリーズ通してずっとやってきてるこういう流れもなんかお家芸の域にまで達してる気がしますw
また散りばめられた小ネタの数々も今回はとても多いように思え、初見だけでは全て把握することは難しいかもしれない・・。定番の習字フレーズからパロディネタはダチョウ倶楽部、そしてよく見ると舞台になるスンガイ共和国にはシーズン1で登場したビッグマザー(?)の自画像まで!?・・あー、でもだからスンガイ(菅井)共和国なのかと納得しつつまたも笑ってしまったりで、こう言ったくだらなさを適度に連発してくれるからトリックって飽きないんだなぁとか思っちゃったりです(笑
まあ前半辺りはそんなぐだぐだなやり取りが多くてプッとさせる場面ばかりが多かったですが、後半はいつにも増してシリアスになり、ここら辺もビッグマザー同様シーズン1の黒門島のようなあまりおふざけ無しの雰囲気が漂ってきて結構見入ってしまった。あと科学的な観点ではあるけど長年謎だった里美と奈緒子のシャーマンの力の謎にも一応の目処を付けたりもし、最後も最後で『月光』を流してからの第1話を被らせるあのラストは・・なんと言うかまぁ卑怯だねー^^;現実かはたまた幻なのかはそれこそ観た人それぞれの解釈に委ねられそうだけど、涙腺が緩んだことだけは事実ですね。


ただ14年と長く続いたことですし、主演の仲間由紀恵も阿部さんも結構年を召したので、ダラダラ引きずらずここらでペイッ!と幕を下ろすのも見切りが付いていいとは思うんですが、習字の時に『もしかして』なんて奇妙なフレーズもあったアレは冗談と受け止めるべきなのかどうか・・( ̄~ ̄;)ゞ(汗
ちょうど『SPEC』も終わっちゃった事ですし、この際堤監督にはまた別の超常現象を扱った新作を作って欲しいものですねぇ♪
ビッグバンから何かが始まる!  
 日本  コメディ&ミステリー  監督:堤幸彦  出演:仲間由紀恵      阿部寛      生瀬勝久      東山紀之 【物語】      (シネマトゥデイ)  海外 ...
14年前に放映されたテレビドラマ「TRICK」、今回の劇場版で完結ということです
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映画「トリック劇場版 ラストステージ」を鑑賞しました。
「上田、これが最後って、どういうことだ」
天才物理学者・上田次郎(阿部寛)は、村上商事の加賀美慎一(東山紀之)からある依頼を受ける。 村上商事は海外の秘境にあるレアアースの採掘権を獲得したが、呪術師を信奉する地元部族が立ち退きを拒否しているという。 呪術師のトリックを見破る必要があると考えた上田は、自称超売れっ子天才美人マジシャンの山田奈緒子(仲間由紀恵)を旅に同行させるが…。 自称天才美人マジシャンと天才物理学...
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これで終わりかぁ。
ついに見納め。まったりからマンネリへと移行しての最後の作品。 ネタが古くてよくわかんないというのもあるのですが、ゆる寒ギャグと内輪受け、ショボいピンチなどの相変わらずの感じ。個人的には無駄な「3D〜!」が笑った。 事件自体はたいしたことがないです。北村さんのオネエキャラがはじけてたくらい。 OPのフーディーニの霊界からの通信の話。山田と上田、二人の距離が少しずつ縮まり気づけば名コンビと...
2013年 日本 112分 コメディ/ミステリー 劇場公開(2014/01/11) 監督: 堤幸彦 『劇場版 SPEC〜結(クローズ)〜 爻(コウ)ノ篇』 主題歌: 鬼束ちひろ『月光』 出演: 仲間由紀恵:山田奈緒子 阿部寛:上田次郎 生瀬勝久:矢部謙三 東山紀之:加賀美慎...

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No title

こんにちは♪

当ブログの「大脱出」に【今年一発目にトリックだ
ったらゆる~いスタートだったかも?】のコメを残
してもらったし、ボク自身もそう思ってたんすけど、
本作を観るとこっち一発目に持ってきても大正解!
と思える出来栄えのオモシロく感動できる作品でし
たよね。

>1話を被らせるあのラストは・・なんと言うかまぁ
 卑怯だねぇ…。

ですよね~。
普段だったらかなりの確率で「えぇ~ッ!?」なと
ころだけど今回ばかりはらしい終わり方で大正解だ
ったと思えます♪ (゚▽゚)v

新年1発目の泣き(?)映画

>風情♪さん♪

出だしとかは相変わらずゆるいけど、最終的には感動に持っていって自分も泣かされてしまったクチでしたので、確かにこのトリックが新年1発目でも悪くなかったかも?
『大脱出』は後腐れ無くてスカッとさせましたが、こっちは余韻をかなり残りますしね~^^;シーズン1のあんまりクリアじゃない映像と被らせる演出も、仲間由紀恵の初々しさなんかと相まって感慨深くもなってしまいました。・・上田の気持ちが分かる(笑)

こんにちは

メビウスさん、こんにちは!

そうそう1作目の「黒門島」の雰囲気ありましたよね。
これだけ続いているのにパターンが変わらないっていうのもスゴいものだと思います。
見ている方もそれを期待してますしね。
小ネタもいろいろ楽しめました。
また何年後かに戻ってきてほしいものです。

帰ってくるかな?

>はらやんさん♪

お店とかで『変わらない味』なんて言われるように、トリックもまた作品の雰囲気を崩さないのが、ファンに愛されてる要因の一つだとも思いますね^^毎回の小ネタなんかも時々分からないものはあるんですが、分からずとも『ゆるさ』などは感じ取れるから面白いんですよねぇ。
もっと色んなネタを見たかったなぁ~。宮崎駿監督みたいに前言撤回でもすれば、それもまた笑いを取れて良さそうなんですが・・^^;

こんにちは

いつも通りの小ネタ満載と古くてわからないギャグ、ゆるゆるが「トリック」でしたねー
オブ・パイやタイタニックなんかも…ありましたね!

個人的には上田のミサンガが「まだ持ってたのか(笑)」と大笑い。
お父さんの謎は残るものの、
ラストの上田の表情がこちらと同じ表情をしているのがまたいいですねっ

理解できなくても楽しめたり

>makiさん♪

トリックは10年以上経っていますから、それこそ自分もかなり忘れちゃってる部分もありましたねぇ。ミサンガとかもすっかり記憶から無くなってました^^;(汗
まあネタとかも決して若者向けではありませんが、そういうニッチなポイントを狙ったところもまたトリックの面白さではありますし、理解できなくても役者さんの演技でどこか可笑しくも見えてしまいますからなんだかんだで楽しめちゃいますよね。たまのシリアスも手を抜かないのがまた良くて、最後は自分もちょっと涙腺が緩みました^^;

こんにちは!

メビウスさん、こんにちは。
これだけ色んなお笑い芸人が登場すると逆に楽しくなってきました。
それにしても、ラストシーンは良かったです。
上田があそこまで目を真っ赤にさせてウルウルすると、私もつい釣られて目頭が熱くなっちゃいました。
シリーズ最後に相応しい素敵なラストシーンでした。
本当にこれで終わるんですかね?(笑)
「踊る」シリーズに次いでこのシリーズもおしまいとなると寂しい気持ちでいっぱいです。

勢い任せw

>ヒロ之さん♪

個人的に芸人さんネタはダチョウ倶楽部しか分からなかったのですが、それでもなんというかその場の『勢い』のようなもので、意味が分からずとも思わずププッとさせるのがトリック作品の上手いトコでもありますね。分からないなりにも楽しめるのもこのシリーズの醍醐味かもしれませんね。

感動(?)のラストシーンはああいう繋げ方で来るとは思わなかったのでちょっと反則でしたね^^;忘れかけてた1作目の思い出が急にブワッと蘇ったので、涙腺も自然と誘発されてしまいました。

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