【監督】ラージクマール・ヒラニ
【出演】アーミル・カーン/カリーナ・カプール/R・マーダヴァン/シャルマン・ジョーシー/ボーマン・イラニ/オーミヴァイディヤ
【公開日】2013年 5月18日
【レンタル日】2013年 12月3日
【製作】インド

【ストーリー】
エリート大学に合格した3人の新入生。そのひとり、ランチョーは“超天才かバカ”といわれる自由人。「きっと、うまくいく」というモットーのもとなんとか大学を卒業するが、ある日突然姿を消してしまう。そんな彼を探し、10年前に交わした賭けの答えを出すために、共に学んだ親友たちが旅に出る。やがて親友たちに降りかかる人生の危機とは・・・。
 
【コメント】
働いている職場で一応映画好きということは広まっているのでちょくちょくオススメの映画は?とか話題作の感想とか聞かれる事はあるものの、逆に自分がオススメされる事は滅多に無くて、そんな滅多に無い事を昨日切り出されてオススメされたのが本作。そいえば近年のインド映画・・いわゆるボリウッドの勢いたるものはなんとな~く知ってはいましたけども、実際に映画館で観たのってあんまりないんですよねぇこれがまたっ。
思い返してもみると本作も確か地元の単館で公開されてた記憶がありその時も結果的には足を運ばなかったのですけども、今回その公開時に行かなかったのをひどく後悔した鑑賞とも相成りました(汗

物語はインドの名門大学で問題児扱いされている3人組のハチャメチャな青春を描くと共に、その10年後に姿をくらました3人組の1人であるランチョーの行方を残りの2人が探しに行くという謎めいた展開が同時進行する内容なのですが、これがもう笑えて泣けての連続ですごく面白かった♪エンタメ作品が多いインド映画の見所の1つとしては歌って踊るミュージカルが定番であり面白さの要因の1つでもあると思いますけど、本作の場合はそのミュージカルシーンの他にもセリフ1つ1つの言い回しとかがとても可笑しくてツッコミ所も満載だし、ランチョーたちを敵視している大学の冷血校長や『消音銃(サイレンサー)』と呼ばれている同級生と言った人物達もなんとも個性的。大学時代と10年後を結ぶ伏線のようなものも上手く繋げてあったりもしてて、なんかもう色々とツボにハマり過ぎてしまい、自分は5~10分に1回くらいは多分笑ってたんじゃないかな~と思うw
3バカトリオもホントバカな事ばかりしかしない・・と言うかランチョーの行動が型破りなせいでファルハーンやラージューがそれに巻き込まれたり便乗してるようなのが大半に見えるものの、それでも身内や友達が悩んでたり大変な事になると友情全開で親身になるからホロリともさせられちゃうんですよねぇ。後半の赤ちゃん救出劇やラージューの退学騒動なんかはかなり良かったと思います。

ただそんな笑いの中にも実はしっかりと真面目な部分を盛り込んでいるのも本作の特徴で、学力最優先の教育によって若者達の将来性を狭めてしまっているという問題に、ランチョーが物申す形で喝を入れてる辺りなんかも結構興味深かった。考えてみればインドの社会問題に関しては実際知り得てる事が自分はかなり少なくて、目ざましい経済発展などを遂げている一方で、中国に勝るとも劣らないほど勉学を徹底させてるせいか、周囲のプレッシャーに耐え切れなかったり期待に応えることが出来なかったりなどが原因で自殺者が後を絶たないという事実は、もしかしたら本作を通じて初めて知ったことかもしれない・・・。こういう社会性のあるテーマを取り入れているというのも、他のインド作品とは微妙に異なるものを感じさせますね。おかげでなんだか勉強にもなった気がします。


・・まあ正直レンタルする際にインターバルが入るくらい長い170分という上映時間が少々二の足を踏ませはしたのですが、ハマってしまったらやはり全然長さを感じさせませんでしたねぇ。ランチョーたちには笑わされたし、最後もタイトル通りうまくいって綺麗に纏まるし、モチロン歌と踊りもノリノリでとても楽しかった♪特に『ALL IZZ WELL(アール イズ ウェ~ル♪)』は耳にこびり付くこと間違いなしで、あれはサントラも是非欲しいところっ♪
娯楽一辺倒にならず、それでいて堅くもなり過ぎず、3バカトリオの青春劇とインドの深刻(?)な教育問題も見事にマッチしてる良作ですね。いやはや、素晴らしかったです( ̄∇ ̄)b
インドの超名門大学の3バカトリオのランチョー、ファルハーン、ラージュー。その中心人物ランチョ―は爽快な人物だが、卒業後に行方不明となる。残った二人はランチョーを探しにいくのだが…。 学生時代の青春と、その10年後の姿を同時進行で見せる物語。勿論ボリウッドですから、歌と踊りも挿入されています。これが噂に違わず笑えて泣けてですごく面白かった〜! 学力最優先教育のインドの事情が透けるどころ...
3 IDIOTS 2009年 インド 170分 青春/コメディ/ドラマ 劇場公開(2013/05/18) 監督: ラージクマール・ヒラニ 脚本: ラージクマール・ヒラニ 出演: アーミル・カーン:ランチョー カリーナ・カプール:ピア R・マドハヴァン:ファラン シャルマン・ジョシ...

コメントの投稿

非公開コメント

No title

実はわたしも人に誘われなければ観なかったであろう本作(笑) いやー、でもほんと見てよかったです。夏にやってたモンスターズ・ユニバーシティも学長VS問題児の話でしたよね。学長って学生から嫌われやすいのかしらん。自分が大学のころなんか学長の存在なんか気にも留めなかったけど(あわわ)
快進撃のインド映画ですが、年明けにこちらでは『マッキー』というのが回ってきます。ハエに生まれ変わった主人公が復讐するという話らしいのですが、ハエねえ… う~ん

ヒットも納得

>SGAさん♪

インド本国でスマッシュヒット飛ばしても海外じゃそうは行かないよ・・なんて思ってたものの、観てみたらもう笑えて泣けてで良かったですね^^まあちょっとブラックユーモアもあったり効果音の使い方が古臭い印象もありましたが、ランチョーたちの青春劇はそれを補う面白さがあったのも然り。冷血校長も非情ですけどリアクションがオーバー過ぎてそれも返って笑えちゃった気がします。
そいえば学校の学長とか校長先生の類って生徒から見ればちょっと敬遠されがちな印象もありそうですね。全校集会の時の話が異常に長かったりして嫌われそうですし(汗)
自分の場合は中学校の校長がアダ名「カバ」だったんですが、本人の目の前で言っても笑って許してくれる寛大さがあって鬼校長では無かったですね(笑

こんにちは

もうほんと笑えて泣けての娯楽作でしたね
今までのインド映画の中で(と言ってもそんなに数多くは見ていないが)一番 といってもいいんじゃないでしょうか
踊りと歌も、大事(笑)なところにしかでてこないし、
ALL IZZ WELL!の楽曲は私も欲しいです~
とにかくランチョーが快男子で爽やか!こんな友人が側にいたら嫉妬しつつも巻き込まれて結局笑顔になっちゃうんだろうなと思います

ベスト作品なのです

>makiさん♪

インド映画の娯楽特化な内容は知ってましたけど、この作品はちょっと毛色が違ってて、自分もまさかこんなに笑って泣けてになるとは思いもしませんでしたね。
ネックとなっていた上映時間の長さも全然苦になりませんでしたし、ALL IZZ WELL~♪はもうツボに嵌りすぎてますねw今はyoutubeであのシーンだけ観て楽しんでるんですが、近い内に輸入版のサントラをアマゾン辺りで購入する予定。個人的には今年のベスト作品の1つですね♪

こんばんは!

メビウスさん、こんばんは!
コメント&TBありがとうございました!
いや~楽しくてとても感動できる映画でしたねぇ。
後半は特に涙腺がウルウルしちゃうシーンが多くて、ヤバイ!泣いちゃうよ!と思いながら見てましたよ。
学長がランチョーにボールペンを渡してさり気に「ありがとう」と言うシーンが一番ヤバかったですかねぇ。
残念なのが吹き替えが入ってないって事でしょうか。
私は吹き替えで映画を見る人間なんですが、吹き替えの方が作品に凄く集中できるんですよ。
字幕読んでたら目が疲れてきて眠たくなっちゃうんですよねぇ。
全然話違うんですけど、今PS3の「バイオ6」をプレイ中で(今頃かよ!)、エイダのお尻ばかりエロ眼鏡で眺めているのですが、このゲームも最初から吹き替えを収録して欲しかったです。
アクションプレイしながら字幕読むという荒業?私には無理でして(笑)、もう殆ど台詞読んでない状態でゲームしております。
やっぱ自分は耳で台詞を掴んで、目で画面を楽しむというスタイルが一番合ってますねぇ。

学長とオヤジに泣かされる

>ヒロ之さん♪

インド映画は娯楽特化な作品が多いので笑ったりするのは分かるんですが、まさかホロリともさせるとは思いませんでしたね。ヒロ之さんは学長が最後ランチョーにボールペンを渡すシーンに感動したようですが、あそこもヤバかったですよね^^まあ赤ちゃんまで助けてまだランチョーを認めなかったら、それこそムカつきましたけど・・w
ちなみに自分はファルハーンのオヤジさんが最後の最後で息子を認めてくれるシーンが大好きでした♪


>バイオ6

エイダのケツを眺めてると言うことは、ゲーム本編は一通り終わってるようですね。お疲れ様です^^
そいえばバイオは確かに時々字幕が邪魔になったり目で追うのが面倒になったりする時がたまにありますね。特に6は突発的なコマンド入力の『QTE』とかが度々入るので、フィールドの移動中や戦闘中のセリフとかにいちいち目を通していられないんですよねぇ^^;バイオシリーズはずっとこれで通して来た所もあるので熱心なファンは問題無いと思うのですが、キャラクターのクオリティなどもリアルになってる分、吹き替えと言う選択肢はこの先検討した方がイイと思いますねホント。

※ちなみにエイダのケツのベストアングルポジションは、換気口に潜り込んでる時の場面ですね。あそこは思わず写真撮りたくなります(笑

PAGETOP