【監督】ジェームズ・マンゴールド
【出演】ヒュー・ジャックマン/真田広之/ファムケ・ヤンセン/TAO/福島リラ/ウィル・ユン・リー/スヴェトラーナ・コドチェンコワ/ハル・ヤマノウチ
【公開日】2013年 9月13日
【製作】アメリカ

【ストーリー】
鋭利なカギ爪と人並み外れた治癒能力を併せ持つミュータントのウルヴァリンことローガンは、カナダでひっそりと暮らしていたところ、大物実業家の矢志田から連絡が入る。かつて命を救った旧友の頼みということで日本へ向かうが、再会も束の間、矢志田は病状が悪化し亡くなる。矢志田の孫娘・マリコがある組織から追われているところを助けたローガンは、彼女と逃げるうちにマリコに惹かれていく。しかし何者かの策略にはまり治癒能力が発揮できなくなってしまい、大きな痛手を負ったローガンは死を意識する・・・。
 
【コメント】
個人的にシリーズ5作通じて毎回面白く観れててハズレが無い『X-MEN』シリーズ。その最新作でもあり、ウルヴァリンが活躍するスピンオフシリーズ第2弾は日本が舞台でもあるので、シリーズ中一番気になる内容でもあったんですよねぇ。・・まあ外国の監督さんの作品内に出て来る日本というのは若干の『ズレ』というか『なんちゃって成分』も少なからず含んでいて、本作もそこはご多分に漏れずといった感じではありましたけども、ただその辺りは作品内のユーモアの1つと思えば良くも悪くもやっぱり面白く観れたかなといったところっ。日本ロケとかに関しても本格的に行ってただけに、自分は全体的にそれほどふざけた日本には見えなかったので、世界観にもちゃんと浸れた次第です。

・・でも最初自分、ウルヴァリンのスピンオフシリーズは前作同様に彼の過去を軸にした物語だと思い込んでいたものですから、夢の中にジーンが出てきた時は結構面食らってしまったんですよねぇ^^;そのジーンの口ぶりから察するに、シリーズの時系列で見ればどうやら本作は3作目の『ファイナルディシジョン』の後の物語になるようで、正直過去の出来事と思ってたものをいきなり最新の現在進行形な物語の方へ気持ちをシフトするのがえらく大変な出だしでもあったのはここだけの話・・(汗
そんな最愛の人を失い傷心気味になっている彼に舞い込んだ今回のお話は、かつての戦争でウルヴァリンに助けられた日本人・矢志田との再会と、その渦中策略によって治癒能力を封じられてしまった中での思いもよらぬ異国での戦いと逃亡劇。ウルヴァリンも色々な戦いを経験してきましたが、今度は治癒能力が発揮できない分やはりシリーズ中一番の苦戦を強いられていた感じもします(・・それでも強いけどw)。
ミュータントとの戦いも何かと多いX-MENシリーズですけども、本作でのメインエネミーは日本のヤクザ&ニンジャ(笑)であり、ミュータントバトルが楽しみの1つでもあった自分としては敵ミュータントがヴァイパーという女性だけだったのはちょっと残念・・。それでもウルヴァリンに再生禁止のハンデが設けられてる分、このヤクザやニンジャとのバトルも想像してたよりはずっとバランスの良い白熱さに仕上がっており、大立ち回りのステージも寺で大暴れしたり新幹線上で障害物を避けながらの高速攻防とこれまたかなり派手で見応えがありましたねっ。ミュータントよりも生身の人間とのアクションの方が凄いと言うのも、今までのシリーズとは違った異質さがあったと思いますし・・。
しかしちょっと予想外だったのはウルヴァリンの治癒能力の復活が自分の思ってた以上に早かった事で、それこそもっと後半辺りまでピンチが継続するかと思ったんですよねぇ?多分これって『SAYONARA・・』なあの予告編の印象もあっただけに『んん~?』と思ってしまったのかもしれない。上記のジーンの事といい、ちょっと本作は表面的な情報に惑わされてしまってたとこも多い気がしますね(汗)。だけど治癒能力が無ければあのラスボスのシルバーサムライとも互角に渡り合えないので当然な展開と言えばそうなのですが、そのシルバーサムライもなんか自分が抱いていたイメージよりも大分かけ離れてましたねぇ。てっきり筋肉ムキムキで、鎧の中央には帝国旗を思わせるマーク、そしてデカイ手裏剣を投げるあのゲームのイメージがあったので、ロボ度100%になってるのには何ともビックリでございました(笑


そいえば本作はシリーズで見知ったキャラが珍しくウルヴァリンだけでもあったので彼にしか注目しないかなとも思ったら、これまた予想外に活躍していた日本の主要キャスト陣。シンゲン役の真田さんも勿論良かったですけど、とりわけユキオ役の福島リラという女優さんは抜群の存在感で、前髪パッツンの赤髪は目を引くしアクション面でもウルヴァリンと一緒に戦うので序盤から終盤まで全編通しで輝いてましたねぇ。リラさんも初めて知った女優さんですが、これは何とも素晴らしいニューフェイスではないでしょうか?予知をするミュータントでもあるのかが気になりましたし、ウルヴァリンと一緒に日本を出て行っちゃったので、来年公開予定だというシリーズ最新作にも参加して欲しいものですねっ。
 
ツッコミどころは多いけど、面白かった。
「X-MEN」シリーズのスピンオフ作品であり、2009年の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の続編ということで楽しみにしていた作品。ただ、日本が舞台となるハリウッド映画には毎度のことながら
不死と爪の一蓮托生。  
 アメリカ  SF&アクション  監督:ジェームズ・マンゴールド  出演:ヒュー・ジャックマン      真田広之      TAO      福島リラ 【物語】  カナダで人目 ...
映画「ウルヴァリン:SAMURAI」★★★★ ヒュー・ジャックマン、真田広之 TAO、福島リラ、ファムケ・ヤンセン ウィル・ユン・リー、スヴェトラーナ・コドチェンコワ ハル・ヤマノウチ、ブライアン・ティー、山村憲之介出演 ジェームズ・マンゴールド監督、 125分、2013年9月13日より全国公開 2012,アメリカ,20世紀フォックス (原題/原作:THE WOLVERLINE)
【THE WOLVERINE】 2013/09/13公開 アメリカ 125分監督:ジェームズ・マンゴールド出演:ヒュー・ジャックマン、真田広之、TAO、福島リラ、ハル・ヤマノウチ、ウィル・ユン・リー、ブライアン・ティー スヴェトラーナ・コドチェンコワ、ファムケ・ヤンセン 散ることのな...
【51うち今年の試写会5】 最近やけに職場PCもモバイルPCも動きが悪くて、WindowsXPがサービス切れることを前提とした嫌がらせ爆弾が爆発したのかと思いきや、InternetExplorerを使うの止めて、Mozilla Firefoxにプラウザーを変えてみたら、がしがし動くようになったのだけど・・・。 今までのPC動かなくて頭抱えていた苦難の日々はなんやったんやろ。  カ...
アメリカでは「X-MEN」シリーズに登場するミュータントの中でウルヴァリンの人気
 2013年公開の『ウルヴァリン:SAMURAI』は2009年の『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』の続編だと思っていたが、意外や『X-MEN』三部作の後日談だった。  映画を作中の時系列で並べれば次のようになる。  『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 2011年公開  『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』 2009年公開  『X-メン』 2000年公開  『...
 「面白い度☆☆ 好き度☆☆☆」  やがて生きがいがなくなり浪人になる。浪人とは主君を失った侍だ。     真っ先に感じたのが、こんなのジェームズ・ボンドの映画でもあったよ
タイトルを見ただけでハリウッドも困ったもんだという笑いがこみ上げてきてしまう作品なのですが、実際に原作で日本人妻を娶るウルヴァリンの話があるもんだから、なんともいえなくなる。新幹線上で戦うのとか失笑予告を見せられていたので、期待せずに鑑賞。舞台が日本ってだけで好きになれないのが不思議。 実業家の矢志田に請われて日本を訪れるウルヴァリンは彼の孫娘に惹かれる。しかし何者かの罠により治癒能力を奪...
THE WOLVERINE 2013年 アメリカ 125分 SF/アクション 劇場公開(2013/09/13) 監督: ジェームズ・マンゴールド 製作総指揮: スタン・リー 出演: ヒュー・ジャックマン:ローガン/ウルヴァリン 真田広之:シンゲン TAO:マリコ 福島リラ:ユキオ ハル・ヤ...
監督: 出演:ヒュー・ジャックマン、真田広之、TAO、福島リラ、ハル・ヤマノウチ、ファムケ・ヤンセン 【解説】 『X-メン』シリーズのメインキャラ、ウルヴァリンを主人公にした人気アクションの第2弾。超人的治癒能力と手の甲から飛び出す鋭利な爪を持つウルヴァ...

コメントの投稿

非公開コメント

こんにちは

そうなんです!
いきなりジーンが出てきたから私もびっくりでしたよ。
あの後の話だったのね、って初めて知りましたし。
そしてあのラストも混乱の種になりました。
なまじローガンが不老不死なものだから、弄ろうと思えばいつの時代でも弄れるってのが良いような良くないような、そんな感じがします。

ただねぇ、やっぱ現代の日本を舞台にしたのは上手くなかったと思います。
笑うところは笑って100歩譲ってもアイタタタ感はぬぐえませんもん。

サプライズなものの・・

>たいむさん♪

予告編でもジーンは全然出てこなかったので、ある意味サプライズですよね。・・でも判明したらしたでああ過去じゃなくて今なのねっ!と、冷静に映像を見つめてる反面心の中ではドタバタしてたりで^^;
ローガンはX-MENのメンバーになる前は放浪してたようですから掘り起こせばいくらでも奮闘記は出てきそうですけども、今回はさすがに混乱してしまいました。○年後・・と補足をつけて欲しかったですね。

No title

こんにちは♪

>それほどふざけた日本には見えなかった

日本が舞台のハリウッド作品でいちいちこの辺にツッコミ
を入れたら野暮だしキリがねぇのも解るんで、最近じゃお
っしゃるとおり「ユーモアの1つ」として観てるんすけど
さしがに架線標識の「だるま」に対してはツッコむなとい
う方がムリなはなしだし頭の上にヒマワリが咲いちゃいま
したぜ。
もうこれはある意味、世界一優秀な鉄道国家日本に対する
侮辱と受け取ってイイくらいですぜ、メビウスの旦那~。

敵がノーマルでもミュータントばりの身体能力と術を持つ
NINJAを惹きたてるため(というよりNINJAをミュータント
扱いしたのか?)に登場するミュータントの数を減らした
のかも知れんですけど、せめて…せめてシルバーサムライ
くらいはミュータントであって欲しかったです♪ (゚▽゚)v

だるま

>風情♪さん♪

実は自分気付いていなかったのですが、架線標識に「だるま」が描かれてたってことでしょうか?・・た、確かにそれはちょっとユーモアで片付けるには難しい^^;
こけしに注意しろってことなんでしょうかね~?でもなんで?(汗

ミュータントが少ないのも、多分生身のヤクザやニンジャの存在感を引き立てる目的もあるとは思うのですが、それとは別に治癒能力がないウルヴァリンにミュータントをけしかけるとやはりイジメに見えちゃうからかもしれませんね?(笑

ブラックレインですら

映像には凝りに凝りまくるリドリー・スコットでさえ大阪を舞台にしたブラックレインは「これじゃない感」満載でしたから仕方ないと言えば仕方ないのかも(日本を知らない欧米人には日本人から見て違うだろコレってくらいでちょうど良い頃合いなのかも…)
しかし、せっかく不老不死って設定なんだからもう少しそれを生かしてくれると良かったんですが

美意識が高いからなのか・・?

>クロツ大尉さん♪

ジェームズ監督にしろリドリー監督にしろふざけて作ってるわけではないと思うのですが、それでも世間から・・少なくとも日本人から観たらやっぱりハリウッドジャパンって敬遠の対象になっちゃってますよね。ただ単にベストを尽くしていないだけってのもあるかもしれませんけど、我々日本人もやっぱり日本の情景や文化に対して強い美意識を持ってるとこもありますから、なんか映画作品でも『これだけは譲れんっ』ってとこが出ちゃってるのかもしれません。面白く観るためにはそのこれじゃない感も『受け入れる』寛容さも時には必要かもしれませんね?

>不老不死

個人的には真田さんが演じるシンゲンとの戦いでもっと刀でズビャズビャ斬られて欲しかったですね。・・・それでもすぐ傷が再生するもんだから、次第に涙目になるシンゲンとか・・(笑

こんにちは

日本が舞台と知って不安だったのですが、やはりとんでも日本な世界になってましたね(汗)
ちゃんと日本ロケをやったのは良かったのですが、ツッコミ所が多すぎて(笑)
それにしてもヤクザがミュータント並に戦えるとは驚きですが...

外国人は信じちゃってそう・・

>yukarinさん♪

自分も日本ロケを本格的に行っていたとは聞いていたのですが、どーも本編を見ると『細かい』部分までは行っていなかったように思えますね--;
デッキブラシのおもてなしは多分ギャグの類だとは思ってるのですが、外国の人達はちょっと信じちゃってる方もいそうですよね。こういう所から日本文化のズレはどんどん出て来るんだとも思います。・・・まあでも映画として見れば凄く笑えましたけどね^^;


>ヤクザがミュータント並

原作を未見だから詳しくは分かりませんが、X-MENの世界だと多分ジャパニーズヤクザは想像以上にタフで、ニンジャも現役なんじゃないかな~?と思います(笑

No title

こんばんは。今回はくどいくらいジーンのこと思い出してましたね(そしてさすがにファムケ・ヤンセンも少し老けたw)。一方で前の『ウルヴァリン』に出てきた恋人は名前がちろっと一回出てきただけでその扱いの差はなんだ!?と思いました
福島リラさんは確か向こうでモデルさんとして活躍してたんだったのかな。外国の人が好む日本人女性の顔立ちって独特な場合が多いような気がします。菊地○子もそうだし… まあ自分も典型的な美人よりはやや微妙な顔立ちの方が好みではありますが(イカモノ好き)

かれこれ7年

>SGAさん♪

『ファイナルディシジョン』からもうかれこれ7年も経ってますので、ジーン役のファムケ・ヤンセンも若干の老け具合が見受けられましたよね。結構ドアップも多くてシワも目立ってたから尚更そう思えてしまいました・・^^;外国の役者さんは子役の成長を早く感じるときがありますけど、逆も然りで『老い』もはっきりと感じ取れちゃいますね(汗

そいえば福島リラさんはその顔立ちも魅力ではありましたが、個人的には劇中で激しい動きやアクションを難なくこなしていた点に驚いてしまいました。ハリウッドでも活躍できるアクション女優といった感じで、菊地さんとはまた別な新境地を開いて欲しいもんですが、取り敢えずは着実な実績を積んで地固めといったところかな?今後が楽しみでもあります^^

こんにちは

監督さんがユーモアを取り入れたとのことでしたので
お風呂シーンなんかや忍者、やくざがユーモアだったと
考える事にします…
てか、ユーモアだらけじゃないか!というのはご愛嬌
やっぱり異国日本なんですけれども、他の作品に比べればホワイ?の数は少なかったように思います
原作では日本人妻を娶る事は知っていたのですが、娶るまではいかなかったですね
そして2年後にユキオがいなかったのが気になるところで。ミュータントリーダーの二人が出てきた所はおおっと燃え立つ所はありましたけれども。

ユーモアじゃなきゃオカシイw

>makiさん♪

実際に日本ロケを行ってあのお風呂とかヤクザとかニンジャを本気で日本文化だと考えてたとしたら、それこそ監督は『どこを見てたんだ?』って感じですよね^^;時代錯誤や異質はやはりユーモアと捉えるべきですねっ。

でも自分は原作を知りませんが、娶るということはウルヴァリンは結婚もするという事でしょうか?それはちょっと驚きっwジーンに一途だと思ってたので、一体どこで心変わりが起きたのか・・?
あと最後のプロフェッサーとマグニートーも最新作でどう絡んでいくのか期待したいですね。特にプロフェッサーはどうなってるのやら・・?

こんばんは!

メビウスさん、こんばんは。
作品としては可も無く不可も無くといった感じでした。
つっこみ満載でしたが、それがあっての面白さもありました。
日本の女優二人が素晴らしかったですね。
赤毛のお姉ちゃんを最初顔見たときは「え?」と思ったのですが、最後にはカッコイイじゃん!って印象かなり変わっちゃいましたねぇ。
ま、なんにせよ、ウルヴァリンが日本で大暴れしてくれたって事だけで日本人としては嬉しいものがありました。

初見女優さんに眼福

>ヒロ之さん♪

風変わりな日本が舞台でもありますから、その事実を受け止めてエンタメとして楽しめるかどうかでも良し悪しが分かれそうですもんねぇ・・^^;
個人的に本作は初見女優のTAOさんやリラさんが結構目を引きましたし、リラさんは凄くイイアクションも披露してくれたから眼福♪今後のシリーズに彼女が出て来るかは分かりませんが、出来ればまたヒューヴァリンとコンビを組んで欲しいものですねw

PAGETOP