【監督】トミー・ウィルコラ
【出演】ジェレミー・レナー/ジェマ・アータートン/ピヒラ・ヴィータラ/ファムケ・ヤンセン
【公開日】未公開
【レンタル日】2013年 7月19日
【製作】アメリカ

【ストーリー】
両親に捨てられ、森の奥深くの“お菓子の家”に迷い込んだヘンゼルとグレーテル。そこに住む魔女に捕えられたふたりは、すきを見て魔女をかまどに突き落として生還する。15年後、大人になった兄妹は魔女ハンターとして賞金稼ぎの日々を送っていた。ある日、子供の誘拐が多発する村から事件の解決を依頼され、黒魔女ミュリエルを追うことになるが、魔女は彼らの出生の秘密を握っていた・・・。
 
【コメント】
グリム童話の原作はお話の中にどす黒い部分も見受けられるせいか、過去にも白雪姫や赤ずきんといった作品がこぞってダークな路線を加味して映画化していましたけど、その2作品と同じくらい有名な本作もやっぱり来ちゃいましたねぇw
もっとも本作は一般公開の部類にこそ入りませんでしたが、未公開の部類として観れば個人的には十分楽しめた内容でございました♪

『ヘンゼルとグレーテル』と言えば、森で迷った幼い兄妹がお菓子の家を見つけて・・・みたいなくだりを聞けば大半の人は分かるであろうグリム童話の名作の1つですが、本作では兄妹のその後を大胆に解釈し、2人が魔女(ウィッチ)ハンターとして活躍するダークファンタジーへと変貌している辺りが先ず面白かったですね。
それこそ最初は両親に森に置き去りにされてしまったりとか、お菓子の家の魔女にヘンゼルが食べ物を無理矢理食べさせられてしまったりとか、魔女をかまどの中にポイしちゃうなどといった原作のどろどろっとした側面を忠実に再現してはいましたが、そこから十数年の月日が経過してからの世界観はなかなかのトンデモぶりであり、色々と物騒な物を背負って魔女を片っ端から殺して回っているパワフルな兄妹が出て来た時は『えぇっ?』とかなり面食らってしまった(笑
兄のヘンゼルはショットガンをドカドカ撃ちまくったり魔女に飛び掛ったりとアグレッシブなものの、幼い時魔女にお菓子を無理矢理食べさせられたせいで糖尿病になってしまってるという設定がなんとも可笑しいですし、妹のヘンゼルもボーガンだけじゃなく頭突きをしたり噛み付いたりとこれまたヘンゼル以上にパワフルで怖い^^;また魔法を使う魔女との戦いも迫力があり、チェイスもあれば肉弾戦もありますし、2人の使う武器もかなりユニークなものばかりだから個人的には観てて結構エキサイティングもしちゃったんですよねぇ。敵対する魔女も世界各地にいたりすれば、悪い魔女だけじゃなく人間社会で暮らす善い魔女もいたりとこれまた斬新で、ヘンゼルとグレーテルの2人が親に捨てられてしまうエピソードと善悪の魔女の設定も上手く混ざり合ってることで、オリジナルに富んだ面白い話として繋げているのも個人的には良かった気がします。


・・・ただまあちょっと粗いというか話の展開としては無理矢理すぎな箇所も無いとは言えなかったですし、魔女の目的も火の克服よりは首チョンパされても平気な不死身の方法みたいなのを模索した方が良かったのではなかろーか?みたいな疑問もありはしたものの、それでも元ネタの方と照らし合わせてのアレンジ具合が秀逸だった部分が多かったのも確かですし、エンタメとしても機能はしていたので個人的にその粗さはまま許容範囲内でもあった。苦手なグロ演出も少々ありはしましたが、観た感じそれほど生々しいようには描写されてなかったので不快指数も上がらなかったし、何よりやはりジェレミー・レナーがすこぶるカッコイイですね♪『逆転のメソッド』の時もそうでしたけども、なんだか最近彼が出演してるってだけで有無を言わさずレンタルしちゃってるこの頃な気もします( ̄▽ ̄;)
 
HANSEL & GRETEL: WITCH HUNTERS 2013年 アメリカ 88分 アクション/ファンタジー/アドベンチャー R-15 劇場未公開 監督:トミー・ウィルコラ『処刑山 -デッド・スノウ-』 脚本:トミ
なんてアグレッシブに成長したんだ。表題の通り、グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」のその後を大胆脚色して描いた本作。魔女ハンターとして名を馳せる兄妹、兄ヘンゼルはかつて...
監督 トミー・ウィルコラ 主演 ジェレミー・レナー 2013年 ドイツ/アメリカ映画 98分 ファンタジー 採点★★★ 一本の作品として完結したものとして捉えてるせいなのか、単純に想像力に欠けているせいなのかはちょっと定かじゃありませんけど、“物語のその後”っ…

コメントの投稿

非公開コメント

こんばんは!

メビウスさん、こんばんは!
コメント&TB有難うございました。

この作品、結構有名な俳優が多く揃っているので期待してたんですよねぇ。
正に期待通りの楽しい作品でした。
杖にまたがるだけの魔女だけじゃなく、他にも色んな姿形をした魔女が出てくるのも面白かったですし、こういう作品には相応しいオリジナル武器が登場するってのも場面が盛り上がってワクワクしました。
大人になったヘンゼルがお菓子の食べすぎで糖尿病を患いそれが弱点になっているってのもユニークでしたね。
私の大好物なグロ描写も際どくない程度にありましたし、戦うヘンゼルとグレーテルはカッコ良かったですし、とても満足して観終える事が出来ました!

秀逸なアレンジ

>ヒロ之さん♪

ボリューム不足ゆえなのか未公開な扱いでしたけど、なかなか痛快なエンタメに仕上がっていたと思いますし、キャスティングも有名な人達が多かったので、自分もとても面白く観れましたねぇ^^
原作と異なり、魔女がたくさんいてかなり個性があったのもホント観てて楽しかったですし、個人的には背中がくっついてツインズみたいになってる魔女がお気に入り(笑)。持病持ちな設定にしてるヘンゼルにも思わずツッコミたくなりましたが、お菓子の家の存在で妙に説得力のあるものになっててある意味『上手いっ』と思っちゃいました(笑

続きも作れそうな終わり方ではありましたけど、新解釈にしたグリム童話で続いてる作品って確か無かったので、これも単品でしょうかね~?・・けどジェレミーの出演作の中ではお気に入りの1本ともなりました♪

面白かったですねっ

これは面白かったですね!
公開から未公開に変わった時は「なんでー?」と思ったもので、問い合わせまでしちゃった私…
返答は、極普通の当たり障りのない文章でいらついたんですが、やはり残酷気味のグリム童話って事で子供さんに配慮したのか、単純に尺が短すぎて配給的に問題があったのか、なんにせよ残念な結果として登場しましたが、それがなんのその、めちゃくちゃ面白い作品に仕上がってましたね!
この監督さんの「処刑山」はみていないのですけれど、
このような面白い作品を作る監督さんですから、きっと面白いのでしょうね

一番良かったのは、しつこくない爽やかにさえ感じるグロ描写とアクション。
魔女ものスキーとしては、杖で飛んでる姿を実写で見ることが出来ただけでも満足かもです

問題ないと思うんですけどね~

>makiさん♪

あ、この作品って未公開一直線だったんじゃないのですか?^^;ホントなんで?って感じですね。
尺が短いと言えば確かに時間は100分にも満たないのでボリューム不足といえばそんな感じはするし、お子様向けにしてはグログロですもんね(汗)。・・でもグリム童話の酷な表現ってある意味世の厳しさを子供たちに教える役目もあると思うので、個人的には問題ないと思うんですけどね~?・・まあただこの作品をグリム童話だと勘違いしちゃう子供が出ちゃうとなるとそれはそれで問題になっちゃいますけどね(笑

何にせよ、自分も未公開モノで久々に面白かったエンタメに出会えました♪

PAGETOP