【監督】ダミアン・リー
【出演】アンディ・ガルシア/フォレスト・ウィテカー/デボラ・カーラ・アンガー/エヴァ・ロンゴリア
【公開日】未公開
【レンタル日】2013年 7月10日
【製作】カナダ

【ストーリー】
南米のある村で謎の大量虐殺事件が発生。この事件に深く関与している大企業の女重役モーガンは、事の重大さから内部告発を決意。ラジオパーソナリティを務める元CIA情報部員ジャックに会社の隠蔽工作を暴いて欲しいと相談を持ちかける。苦悩の末依頼を引き受けたジャックは、単身南米へと向い活動家のフランシスコ一家と合流するが、そこで彼が見たものは軍隊をも巻き込んだおぞましい大企業の環境侵略だった・・・。
 
【コメント】
日本は何かと平和ですし物も溢れている国ですから『水』といったものも当たり前のように使っていますけど、こういう作品を観ちゃうとそれを『当然』って思うのは浅はかだと改めてしまうとこですね。実話ではないですが、南米の現状と照らし合わせると結構リアルなので、見応えはあって損は無かったかなとも思う。

過去日本でも利益追求や保身のために嘘を付き続け、バレたらマズイ部分を隠していたブラックな企業はたくさんありましたけど、本作に出て来る悪質企業も正にそんな感じ。高品質の水を扱っている国際的にも有名な企業なものの、かなり強引なやり方で水利権を独占し、一方でずさんな浄水管理が元で近隣住民には重い病をもばらまいてしまう始末。あげくには現地の軍を動かして真相を知る関係者や感染者をもろとも証拠隠滅しようとするもんですから、ここら辺は日本よりも数倍タチが悪い・・--;ブラック会社と軍が手を組むとこれほど最悪な事は無い気がしますね(汗
そんなこんなで元CIA工作員の主人公が南米の現場に乗り込んで証拠を握っている人物の救出に向かうのですが、前半で経緯や企業の隠蔽などに割いてるとこも多かったせいか、展開が動くのは結構『後』にもなっている気がするんですよねぇ。軍と衝突するアクションもありますがそれも割と少なめですし、主人公のジャックも元CIAだからか軍に囲まれても手傷を全然負わず、なんのトラブルも無く脱出出来ちゃうもんですから、少し無双っぽく設定しちゃってるかな~・・と^^;ある意味安心感はありますけど、逆になんか完全アウェーな中でも緊迫感や危機感が薄まっていた感じもしますね。軍を率いていた極悪将軍に何の鉄槌を下さなかった点も引っ掛かるものがありました。


まあ内容は個人的に一工夫欲しかったというかもう少し深く描いて欲しかったとこもありましたが、それでもキャスティングに関してはなかなか良い面子を揃えており、レンタル目当てにもしてた分そちらは観てて楽しめたとこはありましたね♪主演のアンディ・ガルシアは中年のダンディズムさが全面に出てる渋い演技をしてましたし、ラジオDJを勤めてる際の声のトーンやリスナーへの返答っぷりもサマになっててかなりカッコイイ♪共演をしていたフォレスト・ウィテカーも結構怖い役が多い俳優さんですけど、本作ではガンジー並に悟りを開いた善良なフランシスコ役を好演しており、この2人の静かな掛け合いも雰囲気があって良かったと思いました♪
 
【THE TRUTH】 2012劇場未公開 カナダ 106分監督:ダミアン・リー出演:アンディ・ガルシア、キム・コーツ、デボラ・カーラ・アンガー、エヴァ・ロンゴリア、フォレスト・ウィッテカー、

コメントの投稿

非公開コメント

しばらくぶり

しばらくぶりにアンディ・ガルシアを見かけたと思ったらビデオスルーでしたか… ジャケ写みたらオーラもすっかり落ちてるような???

渋いです

>クロツ大尉さん♪

自分も一般の映画作品ではしばらく見掛けていませんでしたので、観て思ったのは『若干老けたかな?』でした^^;(汗
でも男の渋さというか佇まいがなんだか洗練されていて、本作でもカッコ良さは変わらずに見えました。劇中でラジオDJもやっているのですが、こういう人がパーソナリティを勤めてるラジオ聞きたいっ・・とも思っちゃいますw

こんにちは♪

なかなかリアルなおはなしでしたよねえ。
知らないだけでありそう....
アンディ・ガルシアが渋くて素敵でした!

見方が変わりそう

>yukarinさん♪

のっけから酷な描写でもありましたし、舞台が南米ってのもありますからちょっとフィクションには思えない部分もありますよね。ホント、温室寄りな自分達が知らないだけで、『ブラッドダイアモンド』のように、水に対してもちょっと見方が変わってしまうかもしれません。

PAGETOP