【監督】エイケン・サタイヴ
【出演】クラレイ・アナルベコヴァ/アリーヤ・アニュアルベック/アリーヤ・テレバリソヴァ/アシルハン・トレポヴ
【公開日】未公開
【レンタル日】2013年 3月22日
【製作】カザフスタン

【ストーリー】
18世紀初頭のカザフスタン。広大な大地と自然に囲まれ、静かで平穏な暮らしをしていたカザフ族の集落に突如野蛮なモンゴル族が押し寄せてくる。モンゴル族に虐げられ、土地を取り上げられたカザフ族の人々はその後、敵の目の届かない山奥に隠れ住むことを余儀なくされた。数十年後・・民族の誇り、そして愛する人を守るため、カザフ族の青年サルタイは報復を誓い、10代の勇士達を率いて部隊を結成。戦力を培い、敵陣へと乗り込んでいく。それは、何十年に渡る迫害から祖国を解放する歴史に残る戦いとなるのだった・・・。
【コメント】
まあアカデミー賞・外国語映画賞という肩書きが無ければ自分もこういったカザフスタン製の映画などには触れもしないわけなのですが、でもよくよく見ると外国語映画賞ノミネート作品じゃなくて、エントリー作品なんですよねぇ^^;その辺りに気付いたのは観終わって大分経った後だったのでちょっと失敗。そのせいか自分もあんまり面白く無かったですねコレ・・(汗

上映時間が2時間を越えてる内容なので、主人公サルタイの戦いの軌跡や義勇軍の結成、親友との確執といった様々なドラマが盛り込まれており、それらもあんまり駆け足な展開には見えなかったので歴史大作モノとして見れば確かに結構なボリューム感があったとは思います(と言ってもやや薄味な人間ドラマが大半でしたけど・・)。
復讐心と若さ故の血気さでモンゴルの軍勢に少数で挑む前半も緩さは否めないものの、それでも行く先々で同士や仲間を集めて次第に大きな集団となり常勝を続けていく過程なんかはさながら『ベルセルク』の鷹の団を彷彿としてるようで、サルタイとタイマスとコルランの3人の構図もグリフィス・ガッツ・キャスカみたいだな~と思えば割と面白くもなる感じにwでもサルタイはグリフィスとは程遠いようで、個人的にはやはり彼に人々から支持される程のカリスマ性みたいなのをあまり感じられなかったのが残念だった。血気盛んな行動力や復讐という題目以外で人々を突き動かすようなパワーのある雄弁が備わっていれば説得力もあったと思うのですが、彼の言動の1つ1つに自分はあんまり心に響くものが無かったですね--;
それに親友のタイマスの裏切りとかも一族の復讐とはまるでお門違いな嫉妬心の方が強いから言い分が我侭にしか聞こえず、後半になるともう自暴自棄にもなるので最初の復讐はどこへやらになってしまうし、カザフ軍の司令官の決め方も妙に雑なもんですから、そんな随所にある変な軽さや単純さを観る度に自分も『それでいいのか?』と釈然としない思いになってしまうシーンが幾つもありました(汗


まあ壮大さは認めますし、もっさりな合戦も派手ではないけどCGをあんまり多用(?)していない人間同士のぶつかり合いを生々しく描いてる点なんかは評価出来るんですが、エンタメとして観ると見応えはイマイチだったかなと。お国柄も出てるせいか、堅苦しい印象があったのも自分には合わなかったかもしれません。

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こんばんは

これ店頭で見て気になっていたのですが
(歴史もの好き)
いまひとつのようですね
カザフスタンというとこも珍しいですが、てっきり作品賞とったのかと私も思ってました(笑)エントリーだったのですね!
個人的には、タイの「The King」の三部作最終作を早く日本でみれるようにしてほしい!と思います
これ↑面白かったんですよね

カザフスタン版ロビン・フッド

>makiさん♪

う~ん、取り敢えず自分が観た見解としては、全体的に少し緩い印象を受けた作品でした。主人公の生き様はカザフスタン版ロビン・フッドとも思えば簡単ですが、自分はそこよりも大軍勢での合戦シーンとかに期待をしてたので、それが終盤くらいにしか出てこなかったのもちょっと物足りなくて残念でしたね。

>The King

ググってみたら『アユタヤの若き英雄』という作品が出てきましたが、これもまたかなり巨費を投じた一大スペクタクル作品のようですね。なんかこっちの方が面白そうです^^;

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初めまして

>紀平光太さん♪

初めまして。ご訪問有難うございます^^
個人的に映画鑑賞はあくまで趣味の範囲なのでそれほど詳しくありませんが、イチ映画愛好者として後で光太さんのサイトを覗かせて頂きます。

もの足りない

的確な評価ですね。
ぼくも観ましたが、詩(うた)が感じられないので興をそがれました。
怨念で殺しあうだけなら現実の迫力に負けてしまいます。
シェークスピアとは言わないけれど、観客の胸に響く言葉を創造してくれないとなあ、といったところです。
多勢に無勢の戦いも嘘っぽく見えてしまいました。

カザフ映画のこれからに期待

>HARUさん♪

やはり普段からハリウッドのCGコテコテ大合戦映像や、お隣・中国で多く見受けられる巨費と人員を投入した大河ロマンなどで目が肥えちゃうと、ちょっとやそっとのものじゃ驚かなくなってしまっている・・というのも一因ではあるかもしれませんね?^^;でも逆を考えればそのアメリカや中国といった映画のクオリティが高い国と比較すること自体そもそもの間違いなのかも?カザフスタンの映画って自分も多分本作が初見なので、何と言いますか『特徴』や『良さ』を知らなかったのも鑑賞時のネックだったかもしれません。

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