着信アリFinal

【監督】麻生学
【出演】堀北真希/黒木メイサ/板尾創路/ジャン・グンソク
【公開日】2006/6.24
【製作】日本

【ストーリー】
高校の修学旅行で韓国に行く事になった草間えみりは、ネットで知り合った韓国の男友達アン・ジヌと会える事を楽しみにしながらも、かつての親友の松田明日香がいじめを理由に来られないのを残念に思っていた。そんな折、一人の女生徒にあの『死の着メロ』が鳴り響き、その予告通りに無残な死を遂げる。不審に思ったえみりが調べてみると、死の着メロは日本の明日香の部屋から発信されていた。さらに、その死の着メロから逃れる方法は、送られてきた死の予告を誰かに転送する事だった・・・


【コメント】
ふぬぅ~~~・・・・・最悪です。
怖いシーンが出るたびに、後ろの席と横の席に座っている女性の人達が『マジで怖いんだけど・・』とか言いながら終始実況解説つきだったので、全然集中出来なかったとです・・・(--;)
でもそんなに怖かったかな?怖いと言うよりも醜かったです。

秋元康企画・原作の人気ホラーシリーズ最新作にして最終作である『着信アリFinal』。
死の予告電話に今度は『転送すれば死なない』と言う新しい要素を加えて、生徒達が『我が身可愛さ』にそれぞれの携帯を奪い合うと言う、何ともまぁ~人間の『汚い』部分が赤裸々に描かれていますこと(^▽^;)

今回はホラー的な怖さよりも、『人は死を前にすると、時に友達すらも裏切り犠牲にする』・・・そう言った人間の内面の怖さや弱さを描いているように思えますね。前2作で恐怖の対象だった死の着信や、呪いの元である美々子はむしろ登場人物たちの醜い部分を曝け出す『材料』のような役所になってしまっている気がします。
それに、シリーズ通して観てる人も『着信を受けた後死ぬ』と言う設定を三度見せられると、さすがに『慣れ』も出てくるんじゃないかと・・・

でも美々子って、何時の間に『攻殻機動隊』よろしくな電脳世界の住人のような存在になっちゃったんでしょうか?
前作にそんな伏線ありましたっけ?それともTV版に?無かったと思うんですけどね~?強引な設定は逆に違和感を強めてしまいますよぅ・・・(汗
更にあの膨大なメールの数でパソコンをフリーズさせると言う作戦も、あんな短時間で賛同者が万単位に膨れ上がるとは到底思えません。普通はスパムメールだと思っちゃうのが妥当じゃないでしょうか?( ̄~ ̄;)

また、ヒロインの1人である草間えみりにしても、松田明日香より以前に苛められていた割には、修学旅行中は妙に皆とフレンドリーじゃありませんか?『いじめ』って代わりが出来たからって全ての矛先がそんな簡単に変わるわけないと思いますし、いじめた側といじめられた側の関係の修復も同様だと思う。クラス内でのいじめなら尚更です。
だからえみりがいじめられていた事実を知った時、皆と楽しく話していた場面などが凄くに感じてしまいました。

とまあ、終わってみればいつも以上にホコリを叩いてしまっていた自分。と言うか叩きたくもなっちゃいますこの出来では・・・(--;)
悪の根源(美々子)を絶って一応の終焉を迎えたものの、『Final』らしからぬ纏まりが無い終わり方にも首を傾げてしまい、『前作でやめておけば良かったのに・・』と改めて思ってしまいました。

※それと『転送すれば死なない』というルールなんですが、『転送』ってところからして『着信アリ』じゃなくて、『受信アリ』のような気がするんですけど?(・□・;)

『着信アリFinal』公式サイト

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M:i:III

【監督】J.J.エイブラムズ
【出演】トム・クルーズ/フィリップ・シーモア・ホフマン/ヴィング・レイムス/ビリー・クラダップ/ミシェル・モナハン/ローレンス・フィッシュバーン
【公開日】2006/7.8
【製作】アメリカ

【ストーリー】
IMFのトップエージェントであるイーサン・ハントは現役から退き、現在は後進の指導を行いながら婚約者であるジュリアと幸福な生活を過ごしていた。しかしある日、自分の教え子の女性エージェントのリンゼイが国際的な武器商人デイヴィアンの捕獲作戦に失敗し、拉致されてしまう。彼女を救助するためにIMFのチーム達と共にベルリンへ飛んだハントたちだが・・・


【コメント】
世間をお騒がせしているトムですが、映画ではやはりキチッと魅せてくれますね。今回も前2作同様体張っております。

監督が次々と降板して製作前から雲行きが怪しかった『M:i:III』。そしてやっとの思いで見つかった本作の監督さんは、劇場映画初監督のJJエイブラムスと言う人らしいのですが、1作目のブライアン・デ・パルマ、そして2作目のジョン・ウーの時と比べると、スパイアクションの他にもドラマ性を強めたと言った感じに見えました。

イーサンが既に現役を引退し、婚約者のジュリアと言う存在がいるため、彼のプライベートなシーンが結構描かれているんですよね~。TVドラマで実力を積んで来たエイブラムス監督らしいと言えばらしい描き方なのかもしれません。

そして毎度御馴染みM:iシリーズの見所とも言える、スタント無しのトムアクションもモチロン健在。
壊れた橋の上からばびょーーんとジャンプしたり、高層ビルの屋上からダイビングしたりと、『まだまだ俺は現役だ!!』と世界にアピールな43歳です。・・・と言うかトムって四十路超えとはあまり思えないですね。
ばびょーーんな43歳

潜入シーンに関しても、今回はルーサーの他にデクランとツェンの2人のエージェントも加わり、連携プレーで潜入をする所も面白い♪デイヴィアンを拉致るシーンが個人的には好きですね。しかしそれ以外は潜入方法が端折られている感が見られていて、少し物足りなかったのもあります。
(左から)デクラン、ルーサー、イーサン、ツェン

話題作でもあるので今回は先々行上映でいち早く観たんですけど、正直に言えばそれほど急いで観る必見作とも呼べない気がします・・・(汗
人間ドラマよりもアクション性を期待していたので、自分はやっぱりジョン・ウー監督の『M:i:II』の方が好きかなと(^~^;)

それに肝心の『ラビットフット』の正体も分からず終いだったので、変に『しこり』のようなものも残ってしまいました・・・

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デスノート

【監督】金子修介
【出演】藤原竜也/松山ケンイチ/瀬戸朝香/香椎由宇/細川茂樹/戸田恵梨香/藤村俊二/鹿賀丈史
【公開日】2006/6.17
【製作】日本

【ストーリー】
退屈な死神が人間界に1冊のノートを落とし、退屈な天才がそのノートを拾った。<このノートに名前を書かれた人間は死ぬ>・・・・それは文字通り、人の死を決定づける『デスノート』だった。神だけに許された究極の道具を手に入れたエリート大学生の夜神月は、犯罪の無い理想の世界を築く事を決意し、自らの手で世界中の犯罪者を裁き始めていった・・・


【コメント】
劇中で藤原がyahooを検索して1番上に出た『救世主キラ伝説』というのが気になって、自分も試しに『キラ』と検索したら、一番上に出て来たのはキラ・ヤマトでした・・( ̄▽ ̄;)
種(seed)はやっぱり強いと再認識(笑

さて言わずと知れたモンスターコミック『デスノート』の実写映画版ですが、自分がこの漫画を初めて読んだのは4月の始めでまだ日が浅く、世間で言う所のいわゆる『なんちゃってファン』ってやつです(^▽^;)ですが大丈夫です、これからファンになるのです!!(遅っ

ですがあの緻密なストーリーや、マンガのコマが膨大な活字で埋め尽くされる程の独白シーンをどうやって映像表現するのかなと思ったら、なんか普通に纏まってて普通に面白かったんです。
難しいデスノートの使用方法も最低限覚えておけばいいものだけ説明されていましたし、秋野詩織と言うオリジナルキャラも加わった事でマンガを読んでる人、読んでない人でも楽しめるようにしたんでしょうね。
バスジャックシーンや、地下鉄でレイと対峙するシーン、そして自分も好きだった部屋で監視されるシーンなど、実写で表現するのが難しそうな場面も結構忠実でファンには嬉しい。

※そう言えばポテチの中に小さなテレビとデスノートの切れ端を隠しているシーンが現れた瞬間、後ろで『凄い・・』と囁いている女性の声を聞いたのがちょっと印象的です(笑

後、自分が一番気になっていたフルCGで表現される死神リュークなんですが、これはちょっと驚きました。違和感があまり感じられなかった事に。背景やそこにいる人物と照らし合わせるとやっぱり『浮く』かな~と半分不安だったんですが、それ程気にもならなくて嬉しい誤算といった感じですね♪
声の担当も色々な雑誌で伏せられていて、エンドロール観るまで分からないとか言ってましたけど、公開前にジャンプがネタバレしてたのを思い出してちょっと怒りがこみ上げてきました。や、でも実際聞いてみたら中々合ってました♪

合っていたと言えば、キャスティングも結構マッチしている人もいれば逆にミスマッチな人もいましたけど、ドハマり役だったのはワタリを演じた藤村俊二でしょうかね~。どこを指摘したらいいのか分からないくらいのワタリっぷりで何も言う事ありません(^m^)
逆にかなりミスマッチだと思ったのが、レイを演じていた細川茂樹。・・と言うかこの人、自分の中ではまだ仮面ライダー響鬼なんですよ(汗)FBIの証明手帳よりも、音撃棒を持っていた方がずっとサマになっています。

しかし全体的に観てイマイチ盛り上がりのようなものが見当たらないのは、やはりマンガを読んでて見所を知っていたからなんでしょうか?
原作とかを先に読んでると、どうしてもその原作と比べてしまう確認観賞のような形になってしまうのはやはり否めないような気がします。

後半も楽しみではありますが、主演の藤原竜也はその後半までにもう少し目付きを厳しくしてもらいたいです。

『DEATH NOTE デスノート』公式サイト

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バルトの楽園

【監督】出目昌伸
【出演】松平健/ブルーノ・ガンツ/阿部寛/國村隼/オリバー・ブーツ/コスティア・ウルマン/大後寿々花/中山忍/高島礼子/市原悦子/他
【公開日】2006/6.17
【製作】日本

【ストーリー】
1914年、第一次世界大戦で日本軍はドイツの極東根拠地・青島(チンタオ)を攻略、ドイツ兵4700人は捕虜として日本各地にある収容所に送還された。厳しい待遇が当然な収容所の中で、坂東俘虜収容所の所長・松江豊寿だけは捕虜達の人権を遵守し、寛容な待遇をさせた。また、地域住民との交流も推し進め、捕虜達は収容所生活の中で生きる喜びを見出していく・・・


【コメント】
平成ガメラシリーズ以来の中山忍を久々にスクリーンで観て、ちょっと嬉しかったり♪この女優さん、自分は『刑事貴族』の頃から好きだったので、そろそろ大きな役とか貰ってブレイクしないかなー・・・・と思ってる個人的戯言はヽ(^∇^ヽ;)(;ノ^∇^)ノ置いといて

『バルトの楽園』は、今から90年以上前に徳島の坂東俘虜収容所と言う場所で、ドイツ兵捕虜達に過酷な扱いを強いる事無く尽力した松江豊寿所長と、地元住民との触れ合いを描いた実話の物語です。
時代が第1次世界大戦中となっていますが、この戦争中に日本とドイツが中国の青島(チンタオ)と言う所で激しい攻防戦を行っていたと言う事実を知っている人は、今どの位いるんでしょうかね~?・・・自分も初めて知っただけに(--;)(汗

その青島で敗北したドイツ兵の一部が捕虜として坂東収容所に送還されるわけなんですが、最初はそのあまりの待遇の良さに物凄いフィクション性を感じてしまいましたね( ̄▽ ̄;)(汗
新聞作ったり、パン作ったり、ビールさえ飲んだりととても収容所とは思えない快適さ。
しかしこれは松江自身、幼少の頃過酷な環境の中での生活や差別を受けていた会津藩士の者で、弱者の気持ちを一番に理解できる人物だったからこそ、捕虜に対しても人権と誇りを尊重し、不当に扱わなかったんだと思いますね。

また、本作は日本とドイツを代表する名優、松平健とブルーノ・ガンツの共演というのもあって、予告編を観た時から結構楽しみにしていたのですが、ブルーノ・ガンツは役柄上なのかちょっと出番が少なく無かったですか?(・□・;)前半部分が特に少なくて何時出るのかとソワソワしてたんですけどね~。なんか勿体無いです。

それと収容所以外のストーリーが何か弱くて、陸軍省と松江の対立が妙に淡白だったのがその1つ。もうちょっと両者間のピリピリした関係を観せて欲しかったですね。後ヘルマンとマツも何時の間に親密な仲になったのか分かりませんでしたし、突飛な部分も出ていたような気がします。

観終わった感想としては、ちょっと高望みをし過ぎていた作品だったように思えます。巨額の製作費(15億)で大作と決め込んでしまう癖がまだ抜け切っていない自分でありました(汗
でも最後にベートーベンの『歓喜の歌』で盛大にフィナーレを飾るシーンは好きですね♪曲が終わって完全燃焼って感じです(笑

『バルトの楽園』公式サイト

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不撓不屈

【監督】森川時久
【出演】滝田栄/松阪慶子/三田村邦彦/田山涼成/中村梅雀/北村和夫/夏八木勲
【公開日】2006/6.17
【製作】日本

【ストーリー】
税理士の飯塚毅は、中小企業の経営と従業員への利益還元のための節税手段として『別段賞与』を推進していた。しかし国税局は権威の失墜を恐れ、これを認めようとはせず、国税庁は逆に飯塚を脱税容疑で徹底的に追いつめていく・・・


【コメント】
相変わらず高杉良原作の映画は難しい!!じっくり腰を据えて観ないと置いてけぼりを食らっちゃいますね(^▽^;)
でも実話モノは自分の好きなジャンルなので頭捻るのを覚悟で観賞したら、結果的に凄く感動して胸を打たれた映画でした。

本作の物語は税理士である飯塚毅と国税庁が『別段賞与』という中小企業向けの利益還元の是非を巡り、昭和38年から約7年間に渡って争った『飯塚事件』と呼ばれる実話の出来事を描いています。

今の国税庁がどうなのかは分かりませんけど、この事件当時の国税庁や国税局が行った飯塚潰しが、これ程までに人道に反しかねない行動をしていたと思うと結構不快になりますね。強引且つ一方的に家宅捜査などをする国税調査官や、横暴な職員逮捕、そして長期の勾留。国家権力を武器にして徹底的に飯塚を追い詰めて行く。
これじゃ観ている人は絶対飯塚毅賛同間違い無しで、『国税局の言い分も一理ある・・・』とは微塵も思えないですね。今西って言う人がムカつくことムカつくこと(`皿´ )

この作品の惹かれる所はその飯塚事件を劇中で忠実に再現(?)した所もあるんですが、もう1つはやはり家族愛。脱税容疑の疑いを掛けられた夫を最後まで信じて見守り支える妻のるな子や、困惑と不安を抱きつつも、父は潔白だと信じる3人の子供たち。揺るぐ事の無い家族の絆の深さに感動してしまいます。特に長男が書いた手紙の内容にはマジ泣きしてしまいました(TоT)

キャストに関しては旬な人などは出ていませんけど、主演の滝田栄を始め、松阪慶子、三田村邦彦、田山涼成、夏八木勲とベテラン勢が多数出演しているので安心して観る事が出来ます。
映画初出演ながら滝田栄は実直な飯塚毅を熱演していて良かったんですけど、彼が戦争から帰還してきた回想シーンは視覚的にちょっと痛かった・・( ̄▽ ̄;)
五十路を越えた滝田がそのまま登場するもんだからかなり無理がありますよ。特殊メイクとかで若作りできなかったんでしょうかね~?(苦笑

エンターテインメント性は限りなくゼロな映画ですけど、個人的には良作です。この映画が公開される同じ日には『デスノート』やら『タイヨウのうた』やら『バルトの楽園』やらと注目作が固まって日陰に追いやられそうな予感がしますけど、そんなに悪くはないと思います♪

『不撓不屈』公式サイト

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トリック劇場版2

【監督】堤幸彦
【出演】仲間由紀恵/阿部寛/生瀬勝久/野際陽子/掘北真希/平岡祐太/池田鉄洋/片平なぎさ/他
【公開日】2006/6.10
【製作】日本

【ストーリー】
ある日、上田の研究室に『どんと来い、超常現象』を手にした青沼という青年が訪ねてくる。10年前、筐神佐和子という霊能力者に連れ去られた幼馴染みの美沙子を救い出して欲しいというのだ。
佐和子が恐ろしい霊能力者だと聞き、一人で救出に向かうのは心もとない上田は、またも奈緒子を巻き込み、佐和子とその信者が待ち受ける筐神島へと乗り込む・・・


【コメント】
富毛村の酸素濃度24%並に濃いトリックの世界観。やはり笑わずにはいられません♪相変わらずの突飛なストーリー展開は置いておくとして、個人的には今までのシリーズの中で一番面白かったかもしれません♪

お馴染みマジシャン山田奈緒子と物理学者上田次郎の凸凹コンビのやり取りもかれこれ6年経つので、既に完成の域に達していますね。『トリック』はシリーズを重ねる毎に奇抜で珍妙な笑いが確立されていきますし、クセのあるキャラクターも見所なので、何時見ても飽きが来ません。

更に今回は筐神佐和子役で久々の映画出演である『火サス』の片平なぎさが、普段のサスペンス色漂う役柄とはまた違った演技を魅せてくれます。
久々と言えば、この頃あまり見なくなった元・猿岩石の有吉が富毛村の村人役で出演しているのが見えました。すっかりキャラが薄くなって見逃すところでしたよ・・・(^▽^;)

また、劇中に散りばめられた数々のお笑い要素もゆーとぴあの『よろしく~ね!』や、『ゴムパッチン』等の大人向けのものや、『悪魔の実』(←コレ一番笑った♪)といった子供向けのものまでとかなり幅が広い。
奈緒子の母・山田里美が開いている書道教室の子供たちが書く習字も、毎度の事ながら爆笑のお題ばかりで、『ポップコーン食うな』を観た時は、観客の行動を先読みしていたかのような堤監督独特の笑いのアイデアが光っていて上手かったです♪

しかしトリックも一応これで『最後』と聞いてはいるのですが、その最後の作品にしては矢部と秋葉の出番が少なすぎる気がします。彼らもレギュラーメンバーだし自分もあの2人は好きなので、ストーリーの中で奈緒子たちと絡んで欲しかったです。

終わり方も結構あっさりし過ぎていて完結感のようなものが出ていなかった気もしますし、これだとまた何かしら続きそうな予感がしますね(^▽^;)

『トリック劇場版2』公式サイト

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オーメン

【監督】ジョン・ムーア
【出演】リーヴ・シュレイバー/ジュリア・スタイルズ/ミア・ファロー/シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック/デヴィッド・シューリス/ピート・ポスルスウェイト
【公開日】2006/6.10
【製作】アメリカ

【ストーリー】
6月6日午前6時にこの世に誕生した母親不明の赤ん坊ダミアン。実の子を亡くしたロバート&ケイトのソーン夫妻はダミアンを引き取り、愛をもって育てる。ところが、ダミアンの周囲で家政婦、神父らが次々に謎の死を遂げる。そしてケイトまでもが不可解な事故で重傷を負う中、ロバートはダミアンに恐るべき疑いを持つようになる・・・


【コメント】
まあ今日は2006年の6月6日ですし、この映画にあやかって観に行く人も多いはずですよね。千年に一度みたいですし。
観終わった後、何か不吉な事とか不幸な事が起きるのかな~?と思って帰宅したら、ウチのババ様が自分の大好きなタマゴチャーハンを大盛りでこさえていて、逆に幸せな事が起きてしまいました(笑

とまあ戯言は\(^∇^\;)(;/^∇^)/置いといて


あの『エクソシスト』と並び称されるオカルト映画の代表的作品である『オーメン』。本作はそのリメイク作品なのですが、いやいや結構忠実に再現していて中々面白かったです♪

ソーン夫妻がちょっと若々しくなってたり、現代を舞台にしてたりと、リメイクならではの新要素が少し加わっていましたが、後はほぼオリジナルの内容そのまま。劇中の音楽もそっくりでしたし、あまり変わって無かったのが逆に嬉しかったです♪

オーメンを語る上で外せない(?)家政婦の首吊り、神父の串刺し、そしてカメラマンの首切断の3つの恐怖シーンももちろん健在。本作では新たに冒頭でアメリカ大使の爆死も含まれていましたけど、やっぱり一番印象に残るのはカメラマン・ジェニングスの首切断シーン♪
オリジナルではガラス板みたいなものでスパ~~~ン!と首が飛ぶ所が衝撃的だったのですが、リメイクではまるでギロチン処刑の如く綺麗に首が切断されるシーンに芸術のようなものを感じてしまった自分です(^▽^;)

でも時折蛇足のようなシーンも観られて、その1つがロバートの妻のケイトが寝ている時に見ていた夢のようなもの。ビクッと肩が跳ね上がって驚くシーンはあるんですけど、恐怖映像などを観て視覚的に怖くて驚いたんじゃなく、耳をつんざくようなやかましい音にビビッただけなんですよね。
鏡の向きを変えて後ろに変な人が立っていたとしても、一瞬にして画面が切り替わるので確認のしようもなければ怖がる準備も与えてくれません。個人的にあんまり必要性が感じられなかったシーンだと思いますね・・

とまあ、オリジナルを超えるまでには至らずとも、本作のリメイク版も結構頑張っていたと思いますし、これを機にオーメンシリーズを好きになる人も増えるかもしれないですね♪自分ももう一度観たくなりました。
・・・けど味をしめて少年ダミアンや、32歳のダミアンまでリメイクしたらさすがに変な事になりそうなので、これで打ち止めにして欲しいものです。

『オーメン』公式サイト

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ポセイドン

【監督】ウォルフガング・ペーターゼン
【出演】ジョシュ・ルーカス/カート・ラッセル/エミー・ロッサム/リチャード・ドレイファス/ジャシンダ・バレット/マイク・ボーゲル/ジミー・ベネット/他
【公開日】2006/6.3
【製作】アメリカ

【ストーリー】
大晦日の夜。豪華客船・ポセイドン号では、新年を迎えるため華やかなパーティーが開催され、人々は思い思いに豪華な船上パーティーを楽しんでいた。しかしその時、巨大な津波がポセイドン号を一瞬にして飲み込んでしまう。船は完全に転覆し、乗客たちは上下反転した船の中に閉じ込められてしまった・・・


【コメント】
バラストタンクが一杯になり扉が開くまで、ずっと息を止めていた人は多分自分だけじゃないはずです。『LIMIT OF LOVE 海猿』でも同じ事やりましたけど、どっちも耐える事が出来ませんでした( ̄▽ ̄;)(汗

この映画は72年の『ポセイドン・アドベンチャー』のリメイク作品。名前は聞いた事はあるんですが、オリジナルは観た事がなく比較できなかったんですけど、ウォルフガング監督のコメントによるとオリジナルから引っ張ったのは『船が大津波で転覆し、何人かの乗客が脱出を試みる』と言う背骨の部分のみらしく、登場人物やドラマの方は一新したとの事。
オリジナルが好きな人も当然いると思うので、そこで賛否が分かれると思いますが、リメイクはやはり最新のCGも盛り込んでいて、迫力や緊迫感が違うと思いますね。

監督の海洋3部作(『Uボート(81)』『パーフェクト・ストーム(00)』『ポセイドン』)の締めくくりかのように力の入った映像技術も圧巻ですし、何よりも船内に猛烈な勢いで押し寄せる水の恐怖が観る側にも伝わってくる。
脱出の際、巨大な密室状態となったポセイドン号から何とか脱出しようと限られた空間を必死に進む中、更に畳み掛けるように水も執拗に追い掛けてくるので、凄い圧迫感のようなものも感じてしまいます。

後、船内も大津波のせいで逆さまになり、煌びやかな豪華客船とは全く違う様相を呈する所も面白いです。
かなり前に『悪魔城ドラキュラⅩ 月下の夜想曲』と言うゲームがあったんですが、このゲームでも『逆さドラキュラ城』なるものが出てきて見慣れた景色が一変するのが面白かったんですけど、あれに近いものがありましたね。ちょっと話ずれちゃいましたけど(^^;)

ただ、いきなりポセイドン号から始まらず、登場人物たちが船内に乗船する理由とかそれぞれの背景をある程度晒してからポセイドン号出港、みたいな始まり方の方が良いと思うんですけどね~。10~15分くらい増やして、人物背景に回して欲しかったのもあります。

しかし全編通してハラハラドキドキの連続が続きますし、パニック映画としては手堅く楽しめる作品だと思いました♪

※それと劇中でグローリアとかいう赤いドレスに着た歌手みたいな人がいましたが、あの人って凄いですね。・・・・・・・・谷間が♪

『ポセイドン』公式サイト

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立喰師列伝

【監督】押井守
【出演】吉祥寺怪人/兵藤まこ/河森正治/川井憲二/寺田克也/石川光久/鈴木敏夫/樋口真嗣/山寺宏一(声の出演)
【公開日】2006/4.8
【製作】日本

【ストーリー】
歴史の闇に炎でその名を刻んだ者たちがいた。あらゆる飲食店を戦慄させた伝説の仕業師たち。人は彼らを『立喰師』と呼んだ・・
これは、『立喰師』と飲食店主たちの大真面目な、しかし、だからこそ可笑しい『対決』の記録である・・・


【コメント】
この映画の中での一番の功労者は多分山ちゃん(山寺宏一)じゃないかと・・・(^▽^;)
ナレーションを聞いてるだけで『長々とお疲れ様』と言いたくなってしまいます(笑

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、『イノセンス』でお馴染み世界の押井守監督最新作である本作は、様々な飲食店や時代を舞台に、立喰師と呼ばれる者達の壮絶(?)な生き様が描かれた娯楽作となっています。
押井監督の作品は自分も大好きなので、この映画もイチファンとして結構期待をしていました。しかし『ファンだから』と言う理由だけでこの映画を観ると、思わぬしっぺ返しを貰うと言う事も同時に分かりました。

実写とアニメを融合させた『スーパーライヴメーション』と言う技法は、今まで観た事もない独特な映像表現でかなり新鮮。最初は当然違和感を覚えましたけど、観て行くとだんだん慣れていくので何とも面白いアニメーションだと思いましたね。

劇中に登場する立喰師たちを演じている(?)人たちもかなり豪華で、鈴木敏夫、河森正治、川井憲二、寺田克也、等々こんなにも業界のトップクリエーター達が一同に介している映画も珍しいです。
更に声の出演では、9役もこなしたと言う山寺宏一にもかなり驚かされるんですが、個人的にはあまり声調が変わっていなかったような気もするんですけどね(^^;)
それと本編の大部分を占める彼の饒舌気味なナレーションもこれまたかなり凄いんですけど、難しい言葉や哲学的な説明のオンパレードに次ぐオンパレードで正直あまり理解できなかったです。
前日あまり寝ていない人はかなり辛いと思いますよ・・・(汗

現実と非現実な要素を上手く絡めている点は、過去作に通じる所がありますけど、その押井監督の今までの作品とは全く異質なので、ファンの方でももしかしたら好みが分かれてしまうかもしれませんね。

『立喰師列伝』公式サイト

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クラッシュ

【監督】ポール・ハギス
【出演】サンドラ・ブロック/ドン・チードル/マット・ディロン/ジェニファー・エスポジト/ブレンダン・フレイザー/テレンス・ハワード/他
【公開日】2006/2.11
【製作】アメリカ

【ストーリー】
クリスマスを間近に控えたロサンゼルスのハイウェイで、一件の自動車事故が起きた。LAでは当たり前のように起きている事故だったが、これが思わぬ連鎖を生み出す事となる。黒人刑事とその同僚でヒスパニックの恋人。雑貨店経営者とその娘。白人を毛嫌いする2人の黒人青年。地方検事とその妻。差別主義者の白人警官とその同僚。裕福な黒人夫婦。彼らの人生は思いがけない形で交錯していく・・・


【コメント】
話題のアカデミー作品賞、やっと観て参りました♪とても素晴らしい映画だったんですけど、横と前で寝息立てながらグースカ爆眠こいてたジッチャマとおばさんが視覚的に辛くて、映画の内容じゃなく、そっちの方で泣きますた・・・(TоT)

自分が観た作品が良作揃いだったからかもしれませんが、群像劇を扱った映画ってなんか外れがないように思えてしまいます。『マグノリア』然り『ラブ・アクチュアリー』然り。

1つの自動車事故がきっかけとなり、まるでドミノのように登場人物たちの人生が交錯し衝突する様を描いた本作。作品賞に恥じない出来映えで面白かったし、感動もしてしまいました。500mlのお茶を買って観ていたんですが、観終わって気付くと殆ど手を付けていませんでした。それくらいのめり込んでいたと言う事で(^^;)

劇中に出てくる検事とその妻、刑事、雑貨屋の店主、鍵の取り付け屋、ベテラン警察官、演出家といった、人種も地位も全く異なる人物達が深く関わってくる展開も見応えがありましたし、伏線の張り方も上手くてどんどん引き込まれてしまいます。最初は『あれ?』と思っても後から『あ、なるほど♪』とちゃんと理解できるので、首傾げもあまり無かったですね。鍵屋の娘が銃で撃たれて平気だった理由が分かった時、殆どの人が『なるほどっ♪』と心の中で思ったかもしれません(笑

その鍵屋と雑貨店主のストーリーも良かったですけど、個人的には警察官のライアンと演出家の妻のクリスティンが、車の事故現場で再び会うシーンも印象的。

緊急事態だったせいもありますけど、黒人を差別していた彼が最後まで諦めずにクリスティンを救出する姿に感動してしまいました。一時的とは言え偏見をかなぐり捨てたあのシーンが凄い好きです。

人間誰しもが併せ持つ良い部分と悪い部分が赤裸々に描かれていたり、貧富の差や人種差別と言った社会問題も取り入れていたりと、かなり現実味のあるストーリーで感情移入も出来るんですけど、結構重い映画だって事も否めません。2時間も無い映画だったのは少し幸い・・
でも最後はホッと胸のつかえが取れたような終わり方を見せてくれますし、余韻も残る素晴らしい良作品だと思いますね♪(でもライアン・フィリップが演じたハンセン巡査の最後は最悪ですけど・・(汗)

※しかしポール・ハギスは本作が初監督ながら、アカデミー賞で作品賞頂いちゃったりと、初っ端からとても好スタートを切っちゃいましたが、裏を返せば次回作を製作する際のプレッシャーにもなっちゃったんじゃないでしょうか?
もし次回作が不評なら必ずこの『クラッシュ』が比較対象にされると思いますしね~(^▽^;)

『クラッシュ』公式サイト

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