BLOOD

【監督】北久保弘之
【声の出演】工藤夕貴/中村佐恵美/JOE ROMERSA
【製作】日本

【ストーリー】
1966年秋。ベトナム戦争最中の日本の中のアメリカ、米空軍・横田基地。ファントムF4戦闘機が慌しくスクランブル発進し、基地周辺を殺伐とした空気が佇む中、町では不審な自殺が相次いで発生していた。そして、地下鉄の銀座線、浅草行最終電車の殺風景な車両に佇む一人の少女。
彼女の名は小夜。人間社会に身を潜めた吸血鬼・『翼手』を倒す為に組織が送り込んだ者だった・・・


【コメント】
今週で『種運命』も終ると言う事で、その後ろに控えている『BLOOD+』の前作とも言える劇場版を観るのをすっかり忘れていました。
この『BLOOD』に関してはゲームしかやった事無く、劇場版である本作も当時観たかったのですが、48分と言う短編アニメを上映する劇場なんて単館だとしても限られていたので、当然自分の地元には回って来る筈もなく、こんちくしょうな気持ちを胸に秘めながらゲームだけをやり終えてそのまま現在に到るわけです・・・(^▽^;)
3~4年くらい忘れてた事になりますね(汗)

正直な所TV版の今時の女子高生のような音無小夜よりも、自分は劇場版・ゲーム版の音無小夜の方が好きなんですよね。
昭和テイストたっぷりな女子学生服におさげ髪、鋭い眼光に厚い唇、そして刀♪
これがタランティーノが愛した小夜なのです。『キルビル』を見た方なら多分理解出来るでしょう。
そんな小夜が活躍する劇場版は、ゲームよりも更にダーク感たっぷりでオマケにちょっとグロイ・・・

48分と短めながら、全編にわたってフルデジタルアニメーションを多用しているので、臨場感や迫力はかなりのもの。冒頭の電車内で小夜が翼手をバッサリ殺っちゃう場面も、一瞬ではありますがかなりイイシーンです。
また、劇場版はストーリー上横田基地が舞台と言う事で、日本語と英語が同時に出てるのですが、ゲーム版でも小夜の声を担当している工藤夕貴は英語もバリバリに使いこなす事が出来る技巧派(?)なので違和感無く観る事が出来ます。
それに元々本作はワールドワイドな劇場公開を前提に制作されたと言う事なので、字幕が出るのはしょうがない事かもしれないです。


とまあ上映時間は短く爽やかな感じなど微塵も見られないダークでモダンホラーチックなアニメですが、内容自体は非常に濃く厚い♪1話完結型でto be continuedな展開でもないので、予習無しでも問題ない・・・かもしれません。
ルパン

【監督】ジャン=ポール・サロメ
【出演】ロマン・デュリス/クリスティン=スコット・トーマス/パスカル・グレゴリー/エヴァ・グリーン
【公開日】2005/9.17
【製作】フランス

【ストーリー】
1884年。巧妙な盗人テオフラスト・ルパンを父に、ドルー・スービーズ公爵夫人の妹アンリエット・ダンドレジーを母に持つアルセーヌ・ルパン(ロマン・デュリス)は、ドルー・スービーズ公爵の城館で謎めいた絵画やフランス王家から伝わる見事な財宝に囲まれて暮らしていた。中でもかつてマリー・アントワネットが所有しており今は公爵夫人の持ち物となっている、宝石のちりばめられた豪奢なネックレスは魅惑の品だった。この代物をまだ少年であったルパンは父親の指図で盗み出し、手渡す。父親は相棒と共に夜の闇へと遁走するが、朝になって城館からほど遠くない場所で、殴り殺されたと思われる身元不明の死体が見つかる。残された証拠である灰色の馬と指輪の印章が、アルセーヌと母親を窮地に追い詰め、喪も明けぬまま二人は館を追い出されてしまう。・・・そして、その悲劇から15年の歳月が流れる・・・


【コメント】
今年映画館で観る初フランス映画なのですが、もしかして自分って仏映画の良さをまだ理解できていないのか、久々に眠気を誘発させる映画でした・・(前日は9時間も寝たのに・・・)

『ルパン』と来れば本作のアルセーヌ・ルパンよりも孫の三世の方が日本では超有名。名作アニメベスト100にもノミネートされたり、アニメ名場面では『いえ、ルパンはとんでもないものを盗みました。・・あなたの心です』・・と言うとっちぁんの名セリフが必ずと言って言い程出てくる事等から、知ってる方ならやっぱりアニメの『ルパン3世』の方を思いおこすのではないでしょうか?
でもルパン一世こと『じっちゃん』の活躍は原作を読んだことがない自分(またかよ)もあまり知らないわけで、そのじっちゃんの若かりし頃の活躍とはどんなものかと期待をしていたのですが、でも正直ちょっと肩透かしを食らってしまいました・・・(-_-;)

2500万ユーロ(37億円)もの大規模な製作費、カルティエが全面的に協力をしてくれたジュエリーの数々、そして原作の『カリオストロ伯爵夫人』をベースにした名シーン等、原作の良さを理解しているマニアにはたまらないかもしれませんが、ストーリー全体に面白味があまり感じられず話の展開も急ぎ足な部分が多かったような気がします。
アクション要素もあったりするのですが、フランスは戦う時も紳士的に立ち回らなければ行けないのだろうかと思うくらいにスピード感や緊迫感が無さ過ぎです。

主役であるアルセーヌ・ルパンの幼年期の不幸な生い立ちや、従姉のクラリスとのロマンスと自分が全く知らなかった怪盗紳士の秘話は結構新鮮でした。けど、彼の本職(?)とも言うべき宝石を盗む方法は意外にも大雑把で、自分が思ってたようなものとはかなり違ってました。
『おいそれ絶対気付かれるだろっ!!』と言いたくなるくらいで、ある意味大胆と言えば大胆・・(^▽^;)
『自分が思ってたようなもの』とは、やはり孫の3世のような奇抜な盗み方を思ってしまったわけで、でもこう思った時点でやっぱりモンキーパンチ流のルパンに毒されているなと痛感してしまった自分です・・(汗
まあ、3世の方は19世紀の頃と比べて科学やら何やらが目覚しく進歩してるのもあり、色々なハイテクマシン等も駆使した上での奇抜な方法なわけで、本当は本作のじっちゃんのやっていたような方法が『正統』なのかもしれません。
でも孫の方もそうでしたが、本作のルパンもモミアゲが長い事長い事( ̄∇ ̄;)しかも孫と違ってまるでひねくれてるかのようにモミアゲが途中で曲っており、先端付近は変に鋭角になってて何だか武器になりそうです。モミアゲだけは遺伝するんでしょうかね~?(笑

しかし、ストーリー自体は難ありでしたがキャスト陣は中々良かったです♪
特にカリオストロ伯爵夫人を演じていたクリスティン・スコット・トーマスが一番良かった。『妖艶』と『残虐』を併せ持った悪女っぷりが凄くハマっており、百年以上も生き続けている魔女の様な設定もイイ。催眠術も出来たりと本当の魔女みたいでした。
クラリス役のエヴァ・グリーンは『キングダム・オブ・ヘブン』の時もそうでしたが、やっぱりお姫様や令嬢役が似合いますね。
・・・と言うかそう言う役所しか見た事がないだけですけど・・(汗

とまあ、個人的にはスリル感やスピード感、アクション要素も中の下と少しがっかりな内容でしたが、クライマックスでのルパンと息子ジャンとの再会。そして獄中を脱走し、ルパンの息子ジャンを利用(?)するカリオストロ伯爵夫人と、何だか続編に絡みそうな展開を残しつつの終り方が気になってしょうがない映画でした(無いと思いますけどね)(^▽^;)

『ルパン』公式サイト
終り方がやや中途半端だっただけに、これは絶対出るなと思っていた『マダガスカル』ですが、どうやら続編が決定したようです。

と言う事はタイトルはやっぱり安直に『マダガスカル2』かな?(^▽^;)(汗
同じ声優さんが続投するらしいですが、自分の映画館じゃ吹き替えしかやってなかったんですよね・・柳沢慎吾らもまた続投なんでしょうか?

更に映画の中でも一番人気があったと言っても過言ではない『ペンギンズ』の短編アニメも製作中だとか♪

ぶっちゃけ続編よりもそっちの方が期待大です(;´▽`)

でも公開予定が08年って・・・(汗)今から3年後って言うのはどうにも長すぎる気がする・・
2008年に予告編観ても『えっ!!マジでっ!!』と言うより『あ~、そう言えばこういうアニメあったな~』くらいのリアクションしか出来なさそう。

『ペンギン大作戦』は早く出して欲しいですね。
シンデレラマン


【監督】ロン・ハワード
【出演】ラッセル・クロウ/レネー・ゼルウィガー/ポール・ジアマッティ/クレイグ・ビアーコ/ブルース・マッギル
【公開日】2005/9.17
【製作】アメリカ

【ストーリー】
アメリカ中が希望を失っていた大恐慌時代、元ボクサーのジム・ブラドック(ラッセル・クロウ)もまた、かけがえのない家族を守るために日々の生活と戦っていた。
そんな彼の運命を変えたのは、かつてのマネージャーから持ち込まれた一晩だけの試合。生活の為に誰もが彼の負けを疑わないその試合に挑んだジムは、予想に反してその若い対戦相手をノックアウトしてしまう。それはやがて、全米を熱狂させることになる『伝説』の幕開けだった・・


【コメント】
テレビCMでは『メッチャ感動した!!』と、観た後のお客様の生の感想を曝け出し、映画の予告編では神父様が『イェス!!』と言わんばかりのガッツポーズを見せ、そんでもってチラシにはとどめと言わんばかりの御馴染み『本年度アカデミー賞最有力』(^▽^;)
大々的に作品を公開してるにもかかわらず、ウチのコロナシネマでは何故か一番小さい劇場での公開(汗
しかも上映時間をオーバーするは、スタッフが手違いでフィルム間違えて何故かマジレンジャーが上映されるはで、久々にアクシデント満載な鑑賞でした(笑

ボクシングを題材にして、実在したボクサージム・ブラドックの波瀾に満ちた半生と家族愛を描いたトゥルーストーリー。
自分の好きな映画のジャンルの1つとして、こう言った実在の人物の波瀾万丈な人生を描いた伝記物語は結構好きなんですよね♪それもあってか9月公開の映画の中では一番楽しみにしていた映画でもあります。

やっぱりボクシングを題材にした映画と来れば、前に観た『ミリオンダラー・ベイビー』を思い出すのですが、あれはボクサー志望のマギーが老トレーナー・フランクと共に、互いに信頼し合いながらプロボクサーと言う夢を掴み取るといったもの。
しかしシンデレラマンはこれとは逆に、負け知らずのプロのボクサー、そして裕福な家庭に恵まれていたブラドックが、度重なる体の負傷によるライセンスの剥奪、そして大恐慌と言う不況の波で失業者となってしまうと言う転落人生から幕を開けるのです。
経済的な援助もままならぬ毎日の中、それでもただ家族の為だけを想い必死になって働く彼の姿は正に父親の鏡のようなものです。

後半辺りでプロボクサーのライセンスは戻ってくるのですが、そこには『また戦える』と言う夢を取り戻したかのようなボクサーとしてのブラドックではなく、むしろ『やっと家族を養う事が出来る』といった父親ブラドックとしての面影の方が強く出てるのではと思いますね。
『アメリカンドリームなんてクソくらえっ!!俺は妻や子供達と生活したいから戦うんだっ!!』と言わんばかりです。彼がヘビー級王者のベアと戦う際の記者会見で、殆ど家族の事ばかりのコメントしか発してない辺りからも、彼にとってボクシングは単なる職業であり、『ヘビー級王者に挑戦出来るのが嬉しい』とか、『チャンピオンになりたい』などと言うボクサーが抱いてるような願望は他の人達と比べるとかなぁ~~~~~~~~り薄い。いや、もしかしたら皆無かもしれませんね。

ただ、ヒューマンストーリーとしては結構感動を受けましたが、肝心のボクシングシーンはと言うと・・・実はあまりパッとしなかったんですよね~(^▽^;)(汗
ラッセル・クロウが本格的なトレーニングをした事は認めますが、いざ観てみると『え・・・?(・ロ・;)』と絶句程では無いですが、軽い拍子抜けなジャブを1発もらいました。
最後のベア戦の殴り合いはちょっと熱くはなりましたが、観ていて手にググッと力が入るほどじゃなかったんですよねー・・・ボクシングのシーンをもうちょっと激しく、熱く出来るものにして欲しかっただけにイマイチ消化不足ですね。
ラストもお決まりな展開だっただけに新鮮味が足りなかったのも残念。レネー・ゼルウィガーのオーバー過ぎる喜び方だけが妙に印象に残ってます

個人的に涙腺脆くなるかな~と思ってたんですけど・・感動はしたけど涙は出なかったって言うのは自分にとってかなり中途半端なんですよね(笑
でもこの映画自体が中途半端と言うわけで無く、しっかりとした伝記映画として纏まっているとは思いますね♪

『シンデレラマン』公式サイト
ファンタスティック4


【監督】ティム・ストーリー
【出演】ヨアン・グリフィズ/ジェシカ・アルバ/クリス・エヴァンス/マイケル・チクリス/ジュリアン・マクマホン
【公開日】2005/9.17
【製作】アメリカ

【ストーリー】
天才科学者リード(ヨアン・グリフィズ)と彼の元恋人で女性科学者のスー(ジェシカ・アルバ)、スーの弟でパイロットのジョニー(クリス・エヴァンス)、リードの親友のベン(マイケル・チクリス)は、スーの現在の恋人で実業家のビクター(ジュリアン・マクマホン)の援助を受け人類の進化を解明する為の宇宙実験を実施中に、宇宙雲の高エネルギーを浴びDNAが変化、人間を超えた力を授かる事になる。驚き、悲しみながらもそれぞれが授かった能力を人々の為に役立てようと誓う4人。一方、実験の失敗で名声と資産を失ったビクターは、強大なパワーを持つ邪悪な存在になっていく・・


【コメント】
何だか思いの他凄くストーリーのテンポが良くて、意外にも楽しんで観る事が出来ちゃいました♪(≧∇≦)

マーブルコミックは一応人並みに好きな方なのですが、当初それ程この映画はあまり期待してはいなかったんですよね。
40年以上前の作品らしいですし、『X-メン』や『スパイダーマン』と比べると、やっぱり少し能力が地味っぽいな~と思ってしまったりマイナス思考がぐ~るぐるでした。
しかし観て前言撤回と言うか・・・その地味と言っていたゴムのように体が伸びる能力、光を曲げ透明状態に出来る能力、全身発火能力、体を岩石化する能力等、サイクロップスのオプティックブラストや、スパイダーマンのクモの能力に負けず劣らず引け取らずの凄い能力でした!!

今まで自分が観てきたマーブルヒーロー達の能力と違い、彼らはそれぞれの能力を連携プレーのように上手く活用する所が、この映画の大きな見所の1つだと思いますね。
ただ敵と戦うための能力じゃないと言う所が中々面白く、僅かなドアの隙間を伸縮自在なゴムの能力で内側に掛かってるカギを開けたり、透明になる能力で警察の目を掻い潜ったりと、色々な場面で意外な活用方法が垣間見れる。
ただ、あの全身タイツのようなスーツを着るまで、スーは透明になる度に服を全部脱がなきゃいけないと言うのが結構笑えました♪
でもそのおかげでジェシカ・アルバの下着が観れたのは嬉しかった(〃▽〃)

クライマックスのドゥームとの戦いはこの能力の活用の仕方が特に上手く、ベンが水道管を壊して勢い良く出てくる水を、リードがゴムの体で上手く水の軌道を変えると言う奇抜な方法に、『おおっ!そんな方法がっ!!』とちょっとビックリしてしまいました
凄い地味だな~・・・なんて思ってたリードの伸縮自在のゴムの体も、使い方次第で万能の能力に変わるのですね。

と言うか『ワンピース』のルフィとどっちが強いか勝負させたいです(笑

まあ、ストーリーはトントン拍子でスムーズに進みますが、ご都合主義な展開も多く見られたり、ベンが岩石化したあと何で指が4本だけなの?とか、ベンが一度元に戻ってまた宇宙嵐のエネルギー浴びた後に、再度同じ岩石化の能力になるもんなの?等々『んん?』と思う所も多少はありましたけどね(^▽^;)

でもタイトルにあやかるようなファンタスティック(素敵)な映画でとても面白かったです♪しかし、ファンタスティックフォーも何だかハリウッドの続編ブームにあやかりそう・・・ラストも続編に続きそうな雰囲気をプンプン醸し出していただけにちょっと気になります。

気になると言えば・・この映画の関西宣伝隊長であるレイザーラモンHGのギャラの行方がどうなったのかも気になります(笑

『ファンタスティック4 超能力ユニット』公式サイト
SHINOBI

【監督】下山天
【出演】仲間由紀恵/オダギリ ジョー/黒谷友香/沢尻エリカ/石橋蓮司/北村和夫/坂口拓/椎名桔平
【公開日】2005/9.17
【製作】日本

【ストーリー】
時は1614年。徳川家康によって天下統一が成され、誰もが平和を感じ始めていた頃。人里離れた二つの里、甲賀・卍谷と伊賀・鍔隠れ。かねてから反目する二つの忍は、長きに渡り術を交わすことを禁じられていた。
両里の党首の後継者である朧(仲間由紀恵)と弦之介(オダギリジョー)は、互いの立場を知らずに出会い、運命的な恋に落ちる。だが、それと同時に宿命と言うべき悲劇が二人を待ち受けていた・・・


【コメント】
山田風太郎原作の『甲賀忍法帖』よりも、せがわまさきの『バジリスク』の方がどっちかと言えば印象が強いので、自分は漫画の方と照らし合わせて観てみたりしちゃいました。(^▽^;)

伊賀・甲賀両里の跡取りの朧と弦之介の悲恋な物語を中心に、人知を超えた能力を持つ忍達の戦いを描いた本作。原作はもうちょっと内容が複雑ですが、本作は結構単純明快なストーリーになっていたので、とっつきやすくはなっていました。
時代と共に歴史の影で暗躍してきた伊賀と甲賀・・・・・の割には、忍達のそれぞれの衣装が暗躍するには目立ち過ぎな程の派手な服装や、忍なのに手裏剣や刀等での殺陣も無かったりと色々突っ込む人もいるかもしれませんが、でもそれが独特の忍の生き様を描いた山田風太郎の世界観なのでしょうがないと言えばしょうがない。

でもこの映画を観て、日本のアクション映画もまだ捨てたものじゃないなと素直に実感してしまいました。個人的にそう思えるくらい、伊賀と甲賀の忍同士の戦いは迫力がありました。戦いに選ばれた忍達全員が異能の力を持つ忍者達なので、その忍同士の戦いははっきり言って刀なんかでズバッと斬り合いをしたりする従来の忍者アクションとは異なり、かなりスピーディ且つ激しく、そしてCGも手伝ってる事もあり迫力があります。

忍の精鋭達を演じている役者さんそれぞれの役所もなかなかハマっており、原作でも結構しつこかった薬師寺天膳を演じていた椎名桔平が中々イイ♪天膳の能力は相変わらずキモいけど、映画じゃもっとキモくなってた(汗
河村隆一似(笑)の坂口拓が演じている夜叉丸も、『バーサス』の時のような根暗な主人公ぽくて好きです♪

後、映画の要所要所に出てくる風景もかなり美しく、監督曰く『探せるものなら探してみろ』みたいな、とんでもない場所にある風景らしいです。
おかげで撮影が大変だったとかなんとか・・・と地元のラジオで言ってました(下山監督は一応本県出身の監督さん♪)

ただ朧と弦之介の運命的な出会いがやや淡白過ぎてそこは結構不満でしたが、気軽に楽しく観る事が出来る娯楽映画としては申し分は無いと思います。
1口10万と言う日本初の映画ファンドとしても結構な額を集める事が出来たようですし、投資者達も満足・・・・かな?

『SHINOBI』公式サイト

無理

戯言

2005-09-13

SHINOBIファンタスティック4頭文字Dシンデレラマン四月の雪



ど~うして今週はこうも観たい映画がゴロっと固まって来るんでしょうかね~~(=∇=;|||)
しかも試写会に贈って外れたのが3本混じってるし(滝汗

給料前に立て続けに観たいのが来ちゃうと予算がおっつかないです・・・
う~みゅ・・・3本観れればいいかな~?
自分の予想としてはぺ様の映画か、キムタク一押しシンデレラ男がイイ勝負をするのではないかと。(^_^;)


【SHINOBI】やっぱり↑のジョーは、仲間を首締めで落とそうとしてるとしか思えない・・・

【ファンタスティック4】ちょっと能力が地味な主人公。でも観てみたい♪

【頭文字D】漫画全然観た事無いので、激しく前情報皆無・・

【シンデレラマン】とにかく観たい♪キムタクもお勧めしてた作品らしいです

【四月の雪】ぺ様の勢いはそのまま映画館に影響しそう。売店でポップコーン買う人は、長蛇が出来る前に買っておくべし。(何
リンダリンダリンダ

【監督】山下敦弘
【出演】ぺ・ドゥナ/前田亜季/香椎由宇/関根史織
【公開日】2005/7.23
【製作】日本

【ストーリー】
高校生活最後の文化祭に向けて、オリジナルの曲の練習を続けてきたガールズバンド。
ところがギター担当の萌(湯川潮音)の突然の怪我をきっかけにボーカルが抜け、バンドは空中分解寸前となる。残されたドラムの響子(前田亜季)、キーボードの変わりのギターの恵(香椎由宇)、ベース望(関根史織)はひょんなことからブルーハーツのコピーをやる事となる。そして彼女達がボーカルとして声をかけたのは、なんと韓国からの留学生ソン(ぺ・ドゥナ)だった。


【コメント】
正に今時の女子高生!!と言うものを思い起こさせてくれるような作品。高校生が活躍する色々な青春映画を一通りは観て来たつもりですが、その中でもこの映画はひどく現実的な女子高生らしさが出ていました。

正直ザ・ブルーハーツ自体をあんまり聴かない自分なのですが、『リンダリンダ』とかは凄く有名なので、何度か耳にした事はありました。
そのブルーハーツを女子高生バンド+韓国人留学生が文化祭で披露すると言う青春バンド・ムービー。

と言うかこの映画を『スウィングガール』のように、陽気で爽快感溢れる青春映画だと思って観に行く人は多分泣きをみたのではないでしょうか?
ストーリーの大部分は主にボーカルのソン、ギターの恵、ドラムの響子、ベースの望を中心とした、文化祭でバンドを成功させる為にひたすら練習を繰り返す風景。そしてその過程で彼女達を取り巻く人物達との友情や、甘酸っぱい恋模様などを中心に描かれています。
それ程笑えるシーンが幾つもあるような映画でもなく、逆に寒い所もある。シーンを盛り上げるようなBGMもあんまり多用されているわけでもないので、どうしても地味な印象を与えるのは否めないと思います。

山下監督の意図としては元気いっぱいな女子高生よりも、ややだるそ~な雰囲気を残したり、時に何かに対して一生懸命になっているそんな等身大の10代の女の子としても描きたかったのではと思ってるんですけどね~。

そして主演の前田亜季やぺ・ドゥナ、香椎由宇に関根史織など若い女優さん方もイイ具合に女子高生になってましたが、ぺ・ドゥナだけは一番の年長者(確か25)だけに、やや女子高生らしさが薄れていたのが痛いっ!!ホント痛いっ!!(汗
『TUBE』で彼女の事を初めて知って以来、密かに期待している韓国女優さんですが、でも本作のソン役はちょっと天然も入ってて非常に面白いぺ・ドゥナを観る事が出来ました。ラストの体育館での演奏シーンもリンダリンダをとても上手に歌ってたのが結構凄い。
あと、『繋ぎ』で歌ってた萌と言う役の湯川潮音という方が凄い美声だったのが印象に残ってます。


最後まで観てもこれといった派手さは無いけど、観てると何だか次第に楽しい雰囲気にさせてくれました。
リアル女子高生な描写を徹底してる故に、一見の価値有りな映画でした。

『リンダリンダリンダ』公式サイト
チャーリーとチョコレート工場

【監督】ティム・バートン
【出演】ジョニー・デップ/フレディー・ハイモア/デイビット・ケリー/ヘレナ・ボナム=カーター/ノア・テイラー/ミッシー・パイル/クリストファー・リー
【公開日】2005/9.10
【製作】アメリカ

【ストーリー】
貧しくも幸福な少年チャーリー(フレディー・ハイモア)と、その一家が暮らすあばら家のすぐそばにその工場はあった。
世界で最も有名で、謎めいているウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)のチョコレート工場である。この15年間、工場に入った者も、出て来た者もいない。そんな極秘工場の内部が遂に公開されると言うニュースが飛び込んだ。
それは、ウォンカ製のチョコレートに入った『ゴールデンチケット』を引き当てた5人の子供と、その保護者を特別に工場に招待すると言うものだった・・


【コメント】
冒頭で機械が手際良くチョコレートを作っていく工程から、早くもワクワク感を掻き立てられてしまいました。
チョコを出荷する場所もニューヨークやらロンドンやらと、そろそろ来るかな来るかな・・・・と期待してたらやっぱり出た『TOKYO』(^▽^;)

と言うか洋画は高い確率で東京が出ますね・・・・ひねくれた感じで仙台とか北海道とか変化球投げないものでしょうか?

イギリスでは『ハリポタ』に並ぶ程のベストセラー(でも自分は未読)、そしてジョニー・デップとティム・バートンの再タッグと言う事でも俄然注目が高かった本作。自分は『ネバーランド』観ていなかったので久々にスクリーンでデップを観れて嬉しかったですね~♪

秘密のベールに包まれているウィリー・ウォンカのチョコレート工場。その内部は無骨な工場の外見とは裏腹に、非常にメルヘンチックな雰囲気を漂わせ、チョコレートの滝や小人のウンパ・ルンパ、くるみを剥き続ける無数のリス達等、そんな独特の世界観が現れ、子供だったら結構ウケそうな感じがします。
更に工場見学と平行して5人の子供の内、1人だけが貰えると言う特別なプレゼントを巡って、5人の子供達が互いに目で相手の事を威嚇したり、言葉で嬲ったりと色々と争う(?)わけなのですが、でもチャーリー以外の子供達は皆自分勝手な理屈や傲慢によって結局自滅的に脱落するのですが、その脱落した後の子供達が体験する×ゲーム的なものがある意味コワイ。
大人から見るとちょっとしたブラックユーモアな感じで、ハハハと苦笑い浮かべますが、子供の視点から見ると本当にコワイかもしれません。ウンパ・ルンパの歌は面白かったですけどね。

それに今回のウィリー・ウォンカを演じたジョニー・デップは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ以上に陽気なキャラ♪
個人的には『スリーピー・ホロウ』や『シークレット・ウィンドウ』のような暗めな感じのデップよりも、こう言う活き活きしたデップの方が自分は好きですね♪
自分の発明したお菓子を自慢したり、下をレロレロレロとしたり、子供のような茶目っ気溢れるウォンカを見事に演じ切っていると思います。それとガラス張りのエレベーターのドアにぶつかるリアクションは正に芸術的です(笑
ウォンカの幼少時の過去も丁寧に描かれており、彼が何故それ程お菓子と言うものに魅了されたのか良く分かります。それにウォンカの父親役にクリストファー・リーと言うのがかなりイイ。ラストにデップとリーが抱き締め合う所は一番の魅せ所ですね。

ただ、この映画に出てくるウォンカ製の板チョコ以外、どのお菓子もあまり美味しそうに見えなかったんですよね・・・(==;)
日本とアメリカじゃお菓子の違いにもかなり差がありますし、それにアメリカのチョコは日本のチョコと違い甘い。ひたすら甘い!これでもかというくらいに甘過ぎるっ!!
なので自分はドイツのオーガスタス君がムシャムシャお菓子を貪る所を見て、胸焼けを起こしそうになりました。(;´Д`)ォェエ~~ッ!!!


しかし全体的に観ると、結果的には子供も大人も楽しく観る事が出来るのではないかと思います♪
子供にはゲームやお菓子ばかりじゃなく、家族の大切さも知りなさいと教えてくれるような映画ですね。

【チャーリーとチョコレート工場】公式サイト
クイズ!知ってど~する!?

もうイラストが五月女ケイ子氏って言うだけで衝動買いに走ってしまう自分・・・(^▽^;)
この方の絵は凄く笑わせてくれます♪
五月女氏の絵も笑わせてくれるのですが、今日自分が買ったこの『クイズ!知ってど~する!?』と言う本も、凄く内容が面白おかしい問題ばかりで、立ち読みしてる間、プププ・・・(^w^;)と笑いを堪えるのが大変でした。(多分隣で月刊ジャンプ読んでた学生は、自分をモルダーばりの『変人』だと思った可能性が高い・・(汗

1つ1つの問題がホント馬鹿らしいのですが、それでもトリビアの泉のように読んでて『へぇ~』と言ってしまうのです♪




お坊さんは実は眠気覚ましの為に木魚を叩いてる

とか

日本で初めての鉄道での忘れ物は下駄

とか

『ぎっくり腰』はドイツでは『魔女の一撃』と呼ばれている

とか

北海道の『摩周湖』は法律上、湖ではなく水たまり



と言う問題を分かりやすい解答と、これまた分かりやすい五月女氏の脱力イラストがコラボって、非常に面白い本です♪(>ω<)

『合コンのおつまみ』と題してるように、本当に合コンで受けそうです♪



※ちなみにこの本の中で自分が一番ウケた問題はコレ↓

Q:夏目漱石が英語教師時代に教えた『I love you』の翻訳とは?

【1】死んでもいい

【2】いとおしい

【3】月が綺麗ですね


知らない方や気になる方は買って爆笑しましょう♪(≧∇≦)
仮面ライダー響鬼

【響鬼・監督】坂本太郎
【響鬼・出演】細川茂樹/栩原楽人/渋江譲二/川口真五/松田賢二/下條アトム
【マジレンジャー・監督】竹本昇
【マジレンジャー・出演】橋本淳/松本寛也/甲斐麻美/別府あゆみ/伊藤友樹/市川洋介
【公開日】2005/9.3
【製作】日本

【響鬼・ストーリー】
現代の日本。海水浴客で賑わう海岸に突如謎の巨大魔化魍が出現する。事態を解決する為ヒビキが急行、仮面ライダー響鬼に変身し、迎え撃つがあまりの強大な力の前に傷つき、倒れてしまう。 明日夢や勢地郎たちは謎の巨大魔化魍の正体を探る為、古文書や資料を徹底的に調べる。その時、明日夢はある古文書の中に自分と同じ名前を発見する・・・・

【マジレンジャー・ストーリー】
今日は魁のサッカーの試合日。グランドの観客席には小津家の兄弟たちも全員集合し、熱心に応援中をしていた。魁の活躍で試合は大勝利。試合の後、魁は憧れの山崎さんへ自分の想いを告げたその時、突如インフェルシアの超冥獣ソードが出現し、人々に襲い掛かってきた。


【コメント】
大人になってもキティちゃんグッズを集め続けている女性や、ガンプラ大好きな50代のおじさんのように、幾つになっても童心を忘れない人は個人的に共感を持てます。
自分もそういった童心をまだ捨て切る事が出来ないでいる大人の1人であり、特に自分は子供の頃から仮面ライダーが大好きで、よく再放送されていた仮面ライダーストロンガーを見ながら『天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ!悪を倒せて俺を呼ぶ!!』と羞恥心を微塵も見せずに大声で決めゼリフを喋っていたものです(^▽^;)

『仮面ライダークウガ』から俗に言う『イケメンライダー』と呼ばれるようになった近年の仮面ライダーは、子供も然る事ながら今や大人でも楽しめるくらいにストーリーが緻密なものになっています。
子供は仮面ライダーと敵との戦うシーンを楽しみ、対して大人はその濃厚なストーリーと出演している役者に興味を覚えるといった具合でしょうか。
それにこう言った特撮系のドラマは、今じゃ若い役者さんにとってはこれから大物になっていく上で決して外す事が出来ない登竜門的な存在でも有り、『血と骨』や『メゾン・ド・ヒミコ』、そして『SHINOBI』と今じゃドラマに映画と引っ張りダコなオダギリ・ジョーも、元々は仮面ライダークウガの主人公・五代雄介役で一躍脚光を浴びた程。
奥様志向としては、子供と一緒に見るついでにこれから先、芽が出るであろうと言う若い役者さんをいち早くチェック出来ると言う利点もあります。

しかし、今年の仮面ライダーは今までのライダーとはかなり異なり、主人公が三十路過ぎた『おやじライダー』と言う点で、大丈夫なのかな~と半ば不安があったのですが、個性的過ぎるのが功を奏したのか、過去のイケメンライダーに負けず劣らずの人気振り。と言うか自分もどっちかと言えば、ケレン味溢れる今のライダーの方が好きです♪


前置き超長かったですが・・・・(汗
今回の劇場版は舞台を戦国時代に移し、現代でも鬼の活動を支援する組織『猛士』の誕生秘話を描いたストーリーでもあります。
劇場版はあまりTV版とリンクしない設定が多かったのですが、今回は過去に焦点を当てると言う点で上手くTV版と絡めていると思います。(と言う事は冒頭のように、後に明日夢はヒビキの弟子になる?)

注目すべきはやはり戦国時代に出てくる響鬼、威吹鬼、轟鬼に続く各県を代表とする個性的な鬼の面々。
前情報で事前に知ってはいましたが、やっぱりかなりインパクトが強すぎて思いの他笑ってしまった・・・(^w^;)
特に大阪代表の仮面ライダー西鬼の音撃技の名前は狙ってるとしか言いようがないですね・・姿はワイルドなんですが・・(汗
でも自分の地元の青森県代表の鬼がいないのが残念!!青森には三味線と言う素晴らしい音撃武器があるのにっ!!(ぇ
唯一カッコ良かったと言えば、響鬼の最終形態である装甲(アームド)響鬼くらいでしょうか。『仮面ライダーアギト』から主人公ライダー達は一瞬では有りますが、TV版より先駆けて最終形態をお披露目するので自分が毎年仮面ライダー観る理由はそれも含んでいますね。

しかし上映時間が短い特撮故の悲しさなのか、やっぱりストーリー展開に無理矢理な所や端折りすぎている場面もちらほらと出てくる。ただでさえ今回は新しい鬼が5人も出てくるのだから時間の余裕があまりにも無さ過ぎる。子供なら深く考えずとも、同伴の親御さんはこのストーリーに必ず疑問を投げかけるはず。
そもそも今回の劇場版は何故『7人』なのだろう・・・?各県を代表する鬼を出すのなら、47都道府県全て出して『仮面ライダー響鬼と47人の戦鬼たち』の方がどえらいインパクトが出るような(一気に6倍!!)
他の鬼達も歌舞鬼以外は淡白な活躍しかしてなかったので、個人的には歌舞鬼と後1人くらいの鬼でも出して、物語に深みを増して欲しかった所ですね。
でも本作はそれとは別に、今回はテーマ曲をm.c.a.tが歌っているって言う事でも観る価値はありましたけどね♪


※・・・・・と言うか響鬼の感想だけで同時上映のマジレンジャーネタはかなり皆無です・・・(-_-;)
響鬼は見るのですが、マジレンジャーはマジで見て無いので・・・(微妙ギャグ
それでも悪役の声に檜山修之と磯部勉が出ていた事には個人的に嬉しかったです☆
しかしそれよりも巨大な曽我町子の方が悪役より遥かに怖いです

『仮面ライダーヒビキと7人の戦鬼』公式サイト
『魔法戦隊マジレンジャー インフェルシアの花嫁』公式サイト

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