アビエイター

【監督】マーティン・スコセッシ
【出演】レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ブランシェット/ケイト・ベッキンセール/ジョン・C・ライリー/ジュード・ロウ/アレック・ボールドウィン
【製作】2004年/アメリカ

【ストーリー】
1930~40年代、第1次黄金時代を迎えたハリウッドにアメリカ中がその言動に注目し、熱狂した1人の男がいた。
その名はハワード・ヒューズ(レオナルド・ディカプリオ)。
20歳を過ぎたばかりのハワードはハリウッドへ飛び込み、父が遺した莫大な財産を注ぎ込んで、航空アクション映画『地獄の天使』を製作する。映画は空前の大ヒットとなり、ハワードは一夜にしてハリウッドセレブリティの仲間入りを果たす。
やがてハワードは有名女優キャサリン・ヘップバーン(ケイト・ブランシェット)と恋に落ち、愛を深めていく。
そしてハワードはもう一つの夢である、世界最速の飛行機を創る為に航空会社を設立、次々とスピード記録を更新し、世界中の注目を浴びるようになる。しかし、夢にのめり込みすぎた時、彼の中で何かが狂い始めた・・

【コメント】
『レイ』とか『モンスター』でもそうなのですが、こういった偉人、奇人を扱ったトゥルーストーリームービーって、実際に起こった出来事な為か映画を観てても非現実的な感じを受けず、個人的に真実を元にした映画って好きなんですよね~♪
ハワード・ヒューズと言う人物は初めて知った名前なのですが、映画を観る限りじゃ、こりゃまたひどく破天荒な人生を送った人なんですね~('∇';)

ストーリー的にはかなり複雑で、アメリカの航空関連の用語や1930年代の時代背景も重なってか、デカピー(ディカプリを自分はこう呼んでます)が出演しているとはいえ、あまり若者受けはしないんじゃないでしょうか?
それに3時間近い上映時間な為に、『飽き』が来る人も少なからず出るとは思います。
ただそれらを除けば、今回のデカピーの演技は正に迫真というか鬼気迫ると言うか、今まで見たデカピー出演の映画の中では個人的に1番イイ映画です♪
アカデミー賞ではジェイミー・フォックスに取られちゃいましたけど、でも『レイ』と比較してみるとこれは本当に接戦だったのではないかとも思えてしまいます。

それに航空マニアや飛行機好きな方にとっては、このハワード・ヒューズと言う頭のてっぺんから爪の先まで飛行機の事しか考えていない彼の気持ちに共感出来るのではないでしょうか?


う~~ん・・・でもデカピーの写真は正直あまりいらない・・(-_-;)

『アビエイター』公式サイト


いぬのえいが

【監督】犬童一心/黒田昌郎/称津哲久/黒田秀樹/佐藤信介/永井聡/真田敦
【出演】中村獅童/伊藤美咲/宮崎あおい/小西真奈美/佐藤隆太/他
【製作】2004年/日本

【ストーリー】
『いぬと一緒に暮らすこと』は毎日が幸せの連続!・・・でも時には腹の立つ事や悲しくて泣きたくなる事があるのも事実。
そんなめくるめく毎日を『いぬ』をテーマにし、愛情と温かさに満ち溢れたハッピー・ムービー♪
ペットフードのCMが関係者の発言でトンでもなく可笑しく笑えるものに変貌する『CMよどこへ行く』。少女と飼い犬の軌跡を描く『ねぇ、マリモ』ほか11編のサイドストーリーが展開する。

【コメント】
泣いた・・・思い切り泣いてしまった・・・(T-T)
そして観た後、凄く心が温かくなりました。犬を飼っていた事があるだけに、ひどく感情移入もされてしまい、正に『してやられた!』映画です。

出演者もなんか地味に豪華だし、自分が特に好きな個性派俳優、田中要次氏が出てるストーリーはもう爆笑モノ(≧m≦)
『笑』と『涙』のギャップが激しい箇所もあるにはあるのですが、笑わせる所は思いきり笑わせて、そして泣かせてくれる所は思いきり泣かせてくれる、と言う何だか采配がハッキリしていて、個人的に観ていて疲れるなんて事はありませんでしたね♪

ポチと言う犬のストーリーを主軸(?)にリレー方式で様々なストーリーが展開するオムニバス映画なのですが、短編的な物語として観てもこの映画は凄く面白いの一言に尽きますが、欲を言っちゃえばポチのストーリーだけで映画にしてもよかったんじゃない?とも思えてしまう。
4つのストーリーから成るポチの物語も区切って見せるのではなく、最後に纏めて見せても良かったかなーー・・?とは思いますけどね。(^_^;)

犬好きな人にはもう強制連行してでも観て欲しいですが、犬好きじゃない人にも観てもらいたい映画。
もしかしたら犬に対する見方変わってしまうかも・・?
この映画を観て、犬飼うことに決めたなんて人がいたらそれはそれで面白いかもしれませんね♪

DVDが出たら即買い決定っ!!!

『いぬのえいが』公式サイト


ナショナルトレジャー

【監督】ジョン・タートルトーブ
【出演】ニコラス・ケイジ/ダイアン・クルーガー/ジョン・ボイト/ショーン・ビーン/ハーヴェイ・カイテル
【製作】2004年/アメリカ

【ストーリー】
紀元前二千年のエジプトのファラオの時代から、人類の歴史の裏で“至高の権力”として受け継がれてきた伝説の秘宝。それが、アメリカ独立戦争の最中、忽然と消えてしまう。
それから200年以上経った現在、この秘宝の行方を代々探してきたゲイツ家の子孫、天才歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)が、ついに秘宝の封印を解く暗号がアメリカ合衆国の根幹をなす歴史的文書・独立宣言書に隠されている事を発見する・・。
 
【コメント】
ざっくばらんに捌いて言ってしまうと『ニコラスケイジ版インディージョーンズ』みたいな感じなのですが、ジェリー・ブラッカイマーが製作したにしては些かの物足りなさを感じる映画でもあります。つまりお腹一杯にならなかったと言う事です。

アクション自体は迫力味に欠けますが、秘宝に辿り着くまでに数々の謎解き要素が幾重にも渡って散りばめられ、それが結構テンポ良く進んでいくので見てる分には普通に楽しめます。また、インディージョーンズのように見放されたような遺跡や洞窟内で大冒険をするのではなく、NYの都市郡の中で秘宝を探し回ったりする辺り、ここら辺は従来の冒険映画に無い新鮮さを感じました☆

ただ、独立宣言書やそれに関係ある歴史的人物等の名前が秘宝を探すキーになってたりと、米歴史等に疎い自分には『何じゃそりゃ?』と首を傾げてしまう部分もあり、個人的にはもう少し・・・もう少しだけ詳しい説明を入れて欲しかったです(-_-;)(単に勉強不足なだけやん・・)
悪役は『ボーン・スプレマシー』に引き続き、すっかりヒール(悪者)が定着しつつあるショーン・ビーン♪これはイイ!
でも今回はちょこっとショボイ悪役になってしまっている。悪役にしてはそれ程の凶悪性もあまり滲み出ておらず、ただ手下をゾロゾロ引っさげて、ベンの後をチョロチョロチョロチョロしつこく付いて行ってるだけに思えるのは自分だけでしょうか?(^▽^;)

謎を解いていく楽しさは満足出来ますが、スリリングな展開等は及第点なので、あまり期待を込めないで観る事をオススメ・・・でしょうかね?

『ナショナルトレジャー』公式サイト


あずみ2

【監督】金子修介
【出演】上戸彩/石垣佑磨/栗山千明/小栗旬/永澤俊矢/北村一輝/高島礼子/平幹二郎
【製作】2004年/日本

【ストーリー】
群雄割拠の戦国時代が終わりを告げ、世を二分する徳川と豊臣の戦いも終盤を迎えていた頃、剣を手にし戦場を駆け抜ける一人の少女がいた。その少女の名前はあずみ・・・。
使命の為共に修行をしてきた初恋の相手をも斬り、目の前で次々命を落としていく同士の屍を乗り越えて生き延びてきたあずみ。激しい攻防の末唯一残った仲間・ながらと共に、残る標的・真田昌幸を今日も追う。そんな中、彼女の心を惑わす一つの出会いがあった。敵の追っ手に狙われたあずみを救ってくれた夜盗軍団の一人・銀角と言う男が、かつてあずみが最強の暗殺者として独り立ちするために斬った最愛の青年・なちとうりふたつだったのだ・・・

【コメント】
北村龍平の手掛けた前作と比べるとやっぱり見劣りを感じてしまうのは、アクションの稀薄さ。今回は金子監督に移った事で、アクション性よりもどっちかと言えばストーリー性にこだわったといった感じでしょうか?
刺客として使命をを全うする事をただただ考え、ひたすらに戦い続けるが、自分が殺したなちクリソツな人物と出会い、またも心が揺らぐ・・
結構ありがちと言えばありがちなんですが、ストーリー的には前作よりもこう言うお約束的な展開の方が個人的に好きでもあるんですよね♪

そして上戸彩を始め若手の俳優を軸とし、それを脇で固める熟練の俳優さん方の起用にも今回は力が入っていて、栗山千明は、何だかこう・・『キルビル』以降、すっかり一癖ありそうな小憎たらしい役柄がハマッているし、高島礼子に到っては途中から『極妻』を彷彿させる威厳を見せる。
じゃかぁしいっ!!ははっきり言ってちょっとビビりましたさね・・(^_^;)

ただやっぱり前作と同じ不満点として、あずみが無傷過ぎる事がやっぱり・・・
演出としてはもうちょっと手傷負ってもいいんじゃないの?と突っ込みたくなるくらいにダメージ率約5%(笑
同時代に同じく活躍していた前田慶治(by原哲夫画)でも、あれだけ敵兵に囲まれてると5~6箇所くらいは傷負うと思うのですが・・(;^_^A
それだけあずみが尋常ならざるくらい強いって事なら納得するしかないのですけどね。

『あずみ2』公式サイト


ローレライ

【監督】樋口真嗣
【出演】役所広司/妻夫木聡/柳葉敏郎/香椎由宇/石黒賢
【製作】2004年/日本

【ストーリー】
1945年8月、第二次世界大戦末期。同盟国ドイツが降伏を宣言し、日本に対するアメリカの攻撃はより一層激化した。そして広島、長崎と次々に原爆が投下された中、南太平洋上・テニアン島には既に第3の原爆が準備されていた。その攻撃目標は、首都・東京・・・それは日本の滅亡を意味していた・・・
日本海軍最後の切り札は、超高感度索敵装置【ローレライ・システム】を搭載した戦利潜水艦・伊507潜水艦。
その艦に課せられた任務とは、アメリカ海軍の太平洋艦隊の防衛網を突破し、原子爆弾を積載した輸送艦を撃沈すると言うおよそ不可能な作戦だった・・・

【コメント】
最近東宝の映画は妙~~に当たりと言うか、ヒットしている作品が多いような気もしますが、このローレライも全編観た感じでは結構な良作品ですね♪
主要キャストの豪華さも然る事ながら、戦時下の日本における戦場での死の価値等を認識させられてしまいましたね。(でも観ていく内に『死が美徳』って言う定義がどんどん薄れていってるのが残念でしたが・・)

CGを駆使した潜水艦同士の激しい海上アクションも迫力がありますし、何よりCGの比率が圧倒的に多い!
従来の潜水艦映画等はソナーで敵を索敵したりしながら、爆雷や魚雷を探知、回避したり、敵の虚を突きながら撃破するといった常に先を読む心理戦にも似たような展開が多い(と思う)のですが、今作には『ローレライシステム』と呼ばれる機能が伊507に搭載されている事により、一風変わった海上アクションを展開しているのも見所ではないでしょうか?
ここが個人的に凄く魅力的な部分だと思いましたね。
ビュンビュン飛び交ってくる無数の魚雷を紙一重で交わしまくる伊507を見て、なにやらアニメのような展開を彷彿させます。
そこら辺は樋口監督の手腕が冴えているとも思えます。

ただ、これまたラストがいまいちパッとしない出来・・・(=_=;)
迫力ある戦闘シーンや、潜水艦内の男気溢れる人間ドラマに今作の『良さ』を全てを出し尽くしてしまったのか、オチが『もう後はどうでもいいよ・・』みたいな中途半端さも見られます。
それさえ無ければ太鼓判押し位の素晴らしい映画だとは思うのですけどね~・・・
樋口監督は『ガメラシリーズ』から結構好きだった方なので、これからの作品に期待したいです♪

でもエンドロールに押井守の名前があったのには驚いたな~(^▽^;)
 

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