【PSStore】攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears
公開から早いもので1年近くが経過し、当初の色眼鏡な見方が今ではすっかり身を潜めて最新シリーズとしての面白さに毎回期待に胸膨らませている攻殻機動隊ARISE。・・・しかし骨太なストーリーもそうですけど、ARISEって各エピソード毎に従来のシリーズにはあんまり見受けられないであろう独特な要素(前回で言えばサイトーとか)が盛り込まれている感じがして、本作でもそういうのが垣間見えたような気がしますね。
幾つか見所もありましたが、先ず一つは9課メンバーの活躍でしょうかね?前回のエピソードでバトーたちが素子の下へ集った事により、本作でようやく『らしくなった』9課メンバーを見る事が出来るってのがやはり自分も嬉しかったりするわけでっ♪・・・・まあとは言っても実は最後の一人であるトグサは今回主に単独捜査がメインで素子によってスカウトされたのもホントに土壇場になってからであったし、それでいて9課の部署みたいなとこも『(仮)』なお粗末なものであるため、実質的に公安9課はまだ正式な部隊と呼べないのが現状だったり・・・(汗)。けど9課メンバーそれぞれの長所を活かした事件の捜査やチームワークの方に関してはちゃんと統率が取れているみたいで良かったかな?正直まだメンバー内で反発みたいなものがあるんじゃないかと予想してて、一波乱ありそうだな~みたいな事も思ってたので^^;
あともう一つは素子のロマンスが描かれていたのにも驚きがありましたねぇ。個人的に素子のこういう女性らしい(汗)シーンって殆ど見た事ないような気がしましたから、義体越しとはいえホセという人物と真っ当な恋愛をしていたその姿は9課のゴツいオヤジたちに命令を下している普段とは違った一面があって面白かった・・・と言えば面白かったですね。横目に色々と茶化していたバトーらのぼやきとかも程よい小笑いがありました。
・・ただまあ上記のような部分が自分は見所かなと思えたため、それこそ前回のようなカッコイイアクションシーンとかロジコマの活躍とかは控えめに見えたんですけども、その分かなりレアな素子のプライベート諸々を拝めた点を踏まえると、これもある意味見応えがあったかなぁとは思いますね。・・かなり異質ではありましたけども。
なんにせよようやく9課メンバーが全員揃ったことでクライマックスへと突入するARISE。ラストエピソードであるborder:4はおそらくファイア・スターター絡み一色な感じになりそうですし、チラリ程度の予告でもなんだかハードな展開とアクションが期待できそうな予感が大。電脳内で『大佐』と呼ばれてた謎の人物やエマといったニューカマーもどう関わってくるのか気になるので、最後もまた公開が待ち遠しいですね・・・・・自宅鑑賞ですがっw